秋の七草:フジバカマ(藤袴)
Autumn
フジバカマ
8月〜10月にかけて見られる白や薄紫の花です。
フジバカマについて
紫の花が袴(ハカマ)に似ることから藤袴(フジバカマ)と呼ばれています。
フジバカマの種類は様々あるようですが、日本のフジバカマは、野生の条件で育つものは絶滅危惧種となっているようです。
茶花としてのフジバカマ
秋の七草のフジバカマは、秋の茶花としても知られています。
アサギマダラが好きな花
フジバカマについて調べていると、よく「アサギマダラ」という名前を目にします。
アサギマダラとは、旅をする蝶で知られており夏は東北や北海道で見られ、秋になると沖縄から台湾、香港まで旅をするのだそうです。
移動距離は約2,500kmとも言われているそうだよ。
特に近年、この蝶の飛来ルートを全国的に調査研究する活動が盛んになり、フジバカマ類が日本各地で植栽され注目を浴びています。
引用:フジバカマの仲間 ~アサギマダラを呼ぶ植物~, WEB BOSCO, 2023.9.28
蝶の翅(ハネ)に識別できるよう印をつけてその個体がどのようなルートを経由しているのかがわかるのだそうです。
フジバカマの基本情報
花名:フジバカマ(藤袴)
科名:キク科
属名:ユーパトリウム属
別名:
学名:Eupatorium japonicum
英名:Fragrant eupatorium
花期:8月~10月
花色:白、紫
花言葉:躊躇、あの日のことを思い出す
フジバカマの仲間
- サワヒヨドリ
- ヒヨドリバナ
- ヨツバヒヨドリ
- アーティチョーク
- アキノキリンソウ
- アゲラタム
- エキナセア
- エーデルワイス
- オステオスペルマム
参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ
「蝶が来る庭 – バタフライガーデンのすすめ」 海野和男 草思社 2021.4.21