桜の種類一覧|野生種と栽培品種の違いと代表品種まとめ
/ Last updated: 2026.04.28
日本の桜には、自然に自生する「野生種」と、人の手によって生み出された「栽培品種」があります。ソメイヨシノやカワヅザクラのように広く知られる桜の多くは、野生種をもとに交配や選抜によって生まれました。
本記事では、日本で見られる代表的な桜の種類を、野生種と栽培品種に分けて紹介します。
Contents
桜の野生種
野生種とは、山や野など自然の中に昔から自生している桜のことを指します。
人の手が加えられず、自然のままの環境で育っているのが特徴です。
現在見られる多くの栽培品種は、こうした野生種をもとに交配や品種改良によって生まれています。
✿ ヤマザクラ(山桜)
日本在来の野生桜「ヤマザクラ」。古くから人びとに親しまれ、その姿は幾つもの和歌に、日本の心として詠まれてきました。
✿ エドヒガン(江戸彼岸)
山地の斜面などに自生する長寿の桜で、樹齢1,000年を超える古木も見られます。ソメイヨシノの交配親としても知られています。
✿ オオシマザクラ(大島桜)
伊豆諸島や伊豆半島に自生する野生種で、純白に近い花と、ほのかな香りが特徴です。花と同時に若葉が展開しやすく、桜餅に使われる葉としても知られています。
多くの栽培品種の交配親となっており、ソメイヨシノの片親でもあります。
この他には、オオヤマザクラ(大山桜)、マメザクラ(豆桜)などがあります。
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✿ カンヒザクラ(寒緋桜)
濃い紅色の花を下向きに咲かせる早咲きの桜。沖縄や台湾など温暖な地域で見られ、日本では1月頃から咲き始めます。
釣り鐘状の花姿が特徴で、栽培品種の交配親としても利用されています。
✿ クメノサクラ(久米の桜)
沖縄で見られる”ソメイヨシノに似た”「久米の桜(クメノサクラ)」。久米島に自生する桜で、沖縄本島内でもクメノサクラを広げる動きが年々高まっているようです。
桜の栽培品種
栽培品種には、その特徴や生まれた土地に由来する名前が付けられていることが多く、ソメイヨシノやカワヅザクラもその一例です。
✿ カワヅザクラ(河津桜)
静岡県河津町で発見された早咲きの桜。鮮やかなピンク色と開花の早さで、春の訪れをひと足早く告げてくれる存在です。
✿ ソメイヨシノ(染井吉野)
日本で最も広く親しまれている桜。淡いピンクの花が一斉に咲き、満開の風景はまさに春の象徴です。オオシマザクラとエドヒガンの交配種とされています。
✿ シダレザクラ(枝垂れ桜)
しだれるように枝を垂らして咲く優雅な姿が魅力。エドヒガン系が多く、古木や名所も多く残されています。
✿ カンザン(関山)
八重咲きの桜の代表格で、花びらの多さと濃い紅色が特徴です。遅咲きのため、春の終盤まで花見が楽しめます。
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✿ ジンダイアケボノ(神代曙)
ワシントンに贈られたことで知られるアケボノザクラに近い系統で、神代植物公園で選抜された栽培品種です。
淡紅色の花が可憐に咲き、病気にも強いことから注目されています。
そして今では、ソメイヨシノに代わる「次世代の桜」として期待されている品種でもあります。
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野生種や栽培品種の違いを知ることで、お花見の楽しみも広がります。
桜を楽しむ際の参考になれば幸いです。
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