バラの花弁の種類

バラの雰囲気を大きく左右するのが花弁の形です。
尖っているもの、丸みを帯びているもの、波打っているものなど、同じ八重咲きでも花弁の違いによって印象が変わります。
ここではいくつかの花弁の種類を例とともにご紹介します。
剣弁
花弁の先端が反り返りながら尖り、剣のような印象を与える形です。
中心部が堅く締まり、気品のある姿になることが多く、ハイブリッド・ティー系に多く見られます。

ラ フランス(La France)

マリア カラス(Maria Callas)
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プリンセス ノブコ(Princess Nobuko)

プロミネント(Prominent)
半剣弁
剣弁ほど鋭くはありませんが、花弁の縁がやや外側に反り返る形です。
剣弁と丸弁の中間的な印象を与えます。

パスカリ(Pascali)

ブルー ヴァーグ(Blue Vague)
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コンフィデンス(Confidence)

サマー モルゲン(Sommermorgen)
丸弁
花弁の縁が丸みを帯びており、全体として柔らかな印象になります。
やさしい雰囲気を演出する品種に多い形です。

アストリッド スペート ストライプド(Astrid Spath Striped)

うらら(Urara)
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ハニーブーケ(Honey Bouquet)

ザ マッカートニー ローズ(The McCartney Rose)
波状弁
花弁の縁が波打つように曲がり、華やかで表情豊かな姿になります。特に大輪や豪華な花形の品種で多く見られ、「フリル」と形容されることもあります。

アウグスタ ルイーゼ(Augusta Luise)

金連歩(Kinrenpo)
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波状弁の中には、縁が波打ちながら先端が尖るタイプもあります。
代表的な例として「シェラザード」のような品種が知られています。

ラ マリエ(La Mariee)

シェラザード(Sheherazard)
まとめ
剣弁:縁が尖り、中心が引き締まった典型的なハイブリッド・ティーの花形。
半剣弁:剣弁と丸弁の中間的な形。
丸弁:縁が丸みを帯び、柔らかな印象を持つ。
波状弁:縁が波打ち、華やかな雰囲気を生む。
これらの花弁の特徴を知って観察すると、バラの姿をより深く味わうことができ、季節の楽しみも広がります。


















