アガパンサス|夏に咲く花火のような花
/ Last updated: 2025.11.05
初夏から盛夏へ──
川沿いや公園の散歩道で、青や白の小花がまるで花火のように放射状に咲き広がるアガパンサス。
暑さにも負けず咲き誇るその姿は、夏の日差しの中でも涼やかな印象を与えてくれます。
Contents
アガパンサスってどんな花?
アガパンサスとはギリシャ語で
「アガペ(agape)=愛」
「アントス(anthos)=花」
から生まれた言葉で、「愛の花」という意味を持っています。

アガパンサス(Agapanthus)
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アガパンサスの特徴
アガパンサスの魅力は、何と言ってもその独特な咲き方。
細長い茎の先に、小さな花が放射状に咲き広がり、まるで空に開く青や白の花火のよう。

アガパンサス(Agapanthus)
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- 庭園や花壇では、アクセントとして映える存在感
- 花径がハンドボールほどの大きさになるものもあり、迫力も十分
- 切り花としても人気で、花持ちも良い
さらに、夏の暑さにも冬の寒さにも強く、育てやすいのも特徴です。

庭園でも映えるアガパンサス
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花壇やコンテナはもちろんその華やかな美しさから切り花としても幅広く利用されています。
アガパンサスは世界でも人気が高い花
アガパンサスは世界でも人気が高い花で、イギリス王立園芸協会(RHS)監修の書籍『世界で楽しまれていいる50の園芸植物』でも紹介されている植物の1つです。

アガパンサス(Agapanthus)
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アガパンサスには、地域や文化によってさまざまな呼び名があります。
英語圏では以下のような名前で呼ばれ、広く愛されています。
ナイルのユリ(Lily of the Nile)
アフリカのユリ(African Lily)
特に白い品種は、その清らかな花姿から「ユリ」の名がふさわしいほどの上品さを感じさせます。

白のアガパンサス(Agapanthus)
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万博英国パビリオンに観るアガパンサス
2025年の大阪・関西万博で訪れた英国パビリオンの植栽でも、このアガパンサスがひときわ目を引く存在でした。

英国パビリオンの植栽に観たアガパンサス
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ナチュラルで洗練された英国風のガーデンデザインの中に、青色の花が涼やかで清潔感のあるアクセントとして美しく調和し、印象的な存在感を放っていました。
こうした国際的な舞台にアガパンサスが取り入れられているのを見て、イギリスの園芸文化の中でも親しまれている花なのだと、あらためて感じました。
アガパンサスの基本情報
花名:アガパンサス
科名:ヒガンバナ科
属名:アガパンサス属
別名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
学名:Agapanthus africanus
英名:African lily, Agapanthus, Lily of the Nile
花期:6月~7月
花色:白、青、紫
花言葉:恋の訪れ、知的な装い
アガパンサスの仲間
- アマリリス
- アリウム
- キズイセン
- キツネノカミソリ
- クンシラン
- スイセン
- スノードロップ
- タヌキノカミソリ
- チャイブ
- ヒガンバナ
参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ
※この記事は、関連サイト「Azure Garden」の自然を楽しむブログより移行・再編集したものです。
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同じヒガンバナ科の仲間に、夏の終わりに淡いピンクの花を咲かせる「タヌキノカミソリ」があります。名前のユニークさとは裏腹に、可憐な花が印象的な植物です。




















