冬に咲くクリスマス・カクタス|西洋で親しまれるもうひとつのクリスマスの花
/ Last updated: 2025.11.11
私たちがふだん目にする植物の中には、その土地の文化や風習を映し出しているものがあります。
今回は、植物を通してキリスト教文化に学んだ西洋の風習をご紹介します。
日本ではクリスマスといえばポインセチアを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、西洋では「クリスマス・カクタス」と呼ばれるサボテンも、この季節の花として親しまれています。
Contents
クリスマスについて
クリスマスは、キリスト教の伝統に基づく世界的な祝日です。
毎年12月25日にイエス・キリストの誕生を記念し、平和や喜び、そして家族や友人とのつながりを祝います。
クリスマス・カクタスとは
「クリスマス・カクタス」は、その名のとおりクリスマスの時期に花を咲かせるサボテンです。
日本では、「シュルンベルゲラ」や「シャコバサボテン」という名前でも知られています。
11月中旬から1月にかけて開花し、寒い季節に室内を明るくしてくれる植物として、西洋ではクリスマスの飾りや贈りものとして親しまれています。
キリスト教文化のなかで生まれたこの花の名には、冬の祝祭を家族で分かち合うという西洋の習慣が映されています。

クリスマス・カクタスの花
出典:AliaksaB / Adobe Stock
クリスマス・カクタスの魅力
冬は多くの植物が休眠に入りますが、クリスマス・カクタスはその時期に鮮やかな花を咲かせます。
カラーバリエーションも豊富で、インテリアグリーンとしても人気があります。
また、ポインセチアに比べて手入れが簡単なことから、欧米ではクリスマスギフトとしても親しまれています。
特徴と見分け方
クリスマスカクタスの特徴
・葉茎の縁にとがりがなく、やや丸みがある
・花は下向きに咲く
・花は筒状で、二重に咲く
花は筒状で二重に咲くのが特徴です。釣鐘のように下向きに咲きます。

クリスマスカクタス- 葉の縁は丸みがある
出典: Eduardo Accorinti / Adobe Stock

花は下向きに、二重に咲く – クリスマスカクタス
出典:saratm / Adobe Stock
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ゆらゆらとしている花の姿はフューシャ(フクシア)にも似ていて可愛らしいですね。
サンクスギビング・カクタスとの見分け方
よく似た「サンクスギビング・カクタス(デンマークカクタス)」と混同されることがありますが、見分け方のポイントは「葉茎(ようけい)」と呼ばれる部分の形です。

クリスマス・カクタスの葉は丸みを帯びています。

サンクスギビング・カクタスの葉は尖っています。
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クリスマス・カクタスの象徴
クリスマス・カクタスの鮮やかな花は、冬の寒さを忘れさせ、家族や友人と過ごすクリスマスシーズンのひとときを豊かにしてくれる存在だと感じます。
また、ギフトとして贈ることで、大切な人への感謝の気持ちを表す花であることを知り、クリスマスの花にも、国や文化によってさまざまな表現のかたちがあるのだと思いました。

寒い冬に室内を彩るクリスマス・カクタス
出典:FotoHelin / Adobe Stock
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