カラーリーフだけじゃない。花にも惹かれるヒューケラの魅力

春から初夏にかけて、ヒューケラが小さな花を咲かせ始めます。
カラーリーフとして親しまれているヒューケラですが、実は花にもさりげない美しさがあります。
ヒューケラの特徴
ヒューケラは葉の色がとても豊富で、グリーンやライム、赤やパープル、黒っぽいものやシルバーがかったものまで、さまざまなバリエーションがあります。

ヒューケラ(Coral bells)
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明るい場所はもちろん、半日陰の場所でも育てやすく、さまざまなスタイルの庭づくりに取り入れられています。
丈夫で手がかからないのに、季節ごとに違った表情を見せてくれるところが人気の理由です。

カラーリーフが魅力のヒューケラ
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花にも注目したいヒューケラの魅力
ガーデニングや冬の寄せ植えに活躍するヒューケラですが、春から夏にかけて咲く花も見どころのひとつです。
細い花茎の先に、小さな釣鐘のような可愛らしい花をたくさんつけて咲く姿は、葉とはまた違った魅力があります。

ヒューケラの花 – Coral bells
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「ツボサンゴ(壺珊瑚)」という別名は、この小さな花のかたちから来ていると言われています。
控えめながらも、庭にふんわりとやさしい雰囲気を添えてくれます。

ツボサンゴ(壺珊瑚)とも呼ばれるヒューケラの花
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また、英語でも “Coral Bells(サンゴの鐘)” と呼ばれていて、細かな花が連なって咲く姿は、まるで小さなベルが並んでいるようにも見えます。
その名前のとおり、見た目も響きもやさしく、風に揺れる姿にはどこか涼しげな印象もあります。
- 英語ではサンゴの鐘と呼ばれているヒューケラの花
- 英語ではサンゴの鐘と呼ばれているヒューケラの花
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花の咲く時期には、ぜひヒューケラの足もとをのぞいてみてください。いつもとは違う表情に、出会えるかもしれません。
今日も良い一日を。
ヒューケラの基本情報
花名:ヒューケラ
科名:ユキノシタ科
属名:ツボサンゴ属
別名:ツボサンゴ(壺珊瑚)
学名:Heuchera
英名:coral bells
花期:4月~7月
花色:白、黄、赤、ピンク
花言葉:辛抱強さ、悲しい
ヒューケラの仲間
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- アスチルベ
- ヤグルマソウ
- ヒマラヤユキノシタ
- ユキノシタ
参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ
※この記事は、関連サイト「Azure Garden」の自然を楽しむブログより移行・再編集したものです。