白い額とくちばしが目印|丸いフォルムのオオバン

赤い目と白い額板がよく目立つオオバン
Nature

公園の池のほとりを歩いていると、
水面をすいすい泳ぐ黒い鳥を見かけました。

体は黒く、額からくちばしにかけて白い部分がよく目立ちます。
水辺ではよく見かける鳥ですが、あらためて観察してみると、なかなか個性的な姿をしています。



オオバンの特徴

オオバンは、湖や池、河川などの水辺で見られる水鳥です。

池をぐオオバン

池を泳ぐオオバン

———- ———-

体の特徴

体は黒く、白い額(額板)とくちばしが特徴です。
頭は小さく体は太め。どこか丸みのあるフォルムも印象的です。
よく見ると目は赤く、なかなかのイケメンくんです。

池の岩に佇むオオバン

池の岩に佇むオオバン 那覇市内にて

———- ———-

大きさは体長およそ40cmほど。
キジバトより大きく、カラスより小さいくらいのサイズです。

黒い体に白い額とくちばしが特徴のオオバン

黒い体に白い額とくちばしが特徴のオオバン 大阪市内にて

———- ———-

公園の池でも、水面をゆったりと泳ぐ姿をよく見かけます。




足の構造

オオバンの足を見ると、指が木の葉のように大きく広がっているのが分かります。
一般的なカモのような水かき(蹼足・ぼくそく)とは少し違い、指のそれぞれにヒレのような膜が付いているのが特徴です。

オオバンの大きな足と水かき

オオバンの大きな足と水かき

———- ———-

この構造は「弁足(べんそく)」と呼ばれ、水の上を泳ぐときには大きく広がり、歩くときにはたたまれる仕組みのようです。
そのため、水の中でも陸の上でも動きやすく、池の岩や岸辺を歩く姿もよく見られるのだそうです。

余談:オオバンにまつわる英語表現

余談ですが、英語には “bald as a coot”(オオバンのように禿げている)という言い回しがあります。
オオバンの額にある白い部分から生まれた表現だそうです。
ちなみに、オオバンのヒナは本当に禿げているように見えるそうです。

オオバンのヒナ。確かに禿げているように見える姿です。

オオバンのヒナ。確かに禿げているように見える姿です。

出典:Christopher / Adobe Stock

————— —————

もしかするとヒナなので、まだ羽がそろっていないだけなのかもしれませんが、
禿げていると見たほうが可愛いので、そういうことにしておこうと思います。

《参考》
Why Do We Say “Bald as a Coot”?, Discover Wildlife, 2026.3.13

————— —————

関連記事
・野鳥の大きさは「ものさしどり」を基準にすると分かりやすいと言われています。

————— —————

・身近で見られる野鳥たちはこちら。




ピックアップ記事

関連記事一覧