ハシブトカラス
Wildlife
真っ黒で大きなハシブトカラス
一番身近な野鳥で誰でも一度は見たことがあるでしょう。
ハシブトカラスの特徴
真っ黒で身近で見る野鳥では大きな鳥です。
スズメのように地面をピョンピョンと跳ねながら歩くのが特徴です。
2種類いるカラス
今年の初めに、地元で開催された野鳥観察ツアーで初めて知ったのですが、カラスは2種類います。
「クチバシの太さ」や「歩き方」が見分ける方法です。
ハシブトカラス– クチバシが太い。ホッピング。体長は50cm。
ハシボソガラス– クチバシが細い。ウォーキング。体長は約50cm。
ハシボソガラス– クチバシが細い。ウォーキング。体長は約50cm。
この写真を撮った際は、ピョンピョンと跳ねていたので、ハシブトカラスと判断しました。大きくて怖い&カメラの性能上、この距離が限界でした。
ハシブトカラスは「ものさしどり」のメンバー
ハシブトカラスは、1年中見られる鳥ということで「 ものさしどり」として知られています。
「ものさしどり」とは、鳥の大きさを表現する時に目安にする鳥のことを言うんだよ。1年中見られる鳥で全国的に分布している鳥がものさしどりなんだよ。
「ものさし鳥」のメンバーと大きさの関係
スズメ< ムクドリ < キジバト < ハシブトガラス
ハシブトカラスの特徴
「ものさしどり」の代表なので、忘れずに体長をご紹介!
ハシブトカラスの体長は約50cmです。
早朝に散歩していると、たまにカラス同士で喧嘩をしているのを見かけます。大きいので迫力があり、それ以来、なるべく近づかないようにしています。
とはいえ、「満月とカラスのシルエット」のイメージを持っていて、個人的にはミステリアスな魅力を持つ鳥だと感じています。
《参考》
・「トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ」2018.9.8 監修・執筆 川上和人 三上かつら 川嶋隆義 西東社
・「自然散策が楽しくなる! 見わけ聞きわけ 野鳥図鑑」 2018.3.26 監修写真 叶内拓哉 池田書店
・Houae Sparrow, RSPB, 2023.09