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萼(がく)が美しい花たち|クレマチス・センニンソウ・クリスマスローズ・シュウメイギクなど

Column

花びらのように見えて、実は「萼(がく)」⁉︎
そんな、見た目にギャップがある花たちをご紹介します。

今回取り上げるのは、クレマチスやセンニンソウ、シュウメイギクなど、どれもキンポウゲ科に属する植物たち。
花びらに見える部分が実は萼だと知ると、何気なく見ていた花も少し違って見えてきます。

クレマチス(鉄線)

「つる植物の女王」と呼ばれるクレマチス。
実は花びらを持たず、花のように見える部分はすべて萼(がく)です。日本原種のカザグルマや、イギリスでの品種改良についても紹介しています。

クリスマスローズ(ヘレボルス)

冬から春にかけて咲くクリスマスローズも、キンポウゲ科の植物。
花びらのように見える部分は萼で、うつむくように咲く姿が特徴です。

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センニンソウ(仙人草)

「秋のクレマチス」とも呼ばれるセンニンソウ。
十字型の白い萼が甘い香りを放つ、涼やかな秋の花です。名前の由来や英名「Sweet Autumn Clematis」にも触れています。

シュウメイギク(秋明菊)

秋の庭で静かに咲くシュウメイギクも、キンポウゲ科の仲間です。
一見花びらに見える部分は萼で、ふんわりと開いた姿には、どこか野の風情が漂います。
茶席での和名や、別名などもあわせてご紹介しています。



おわりに

萼が花びらのように見える花は、このほかにもいろいろあります。
また見つけたら、少しずつご紹介していきたいと思います。

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ちなみに、苞(ほう)が花びらに見える植物もあります。
そのひとつ、ハナミズキについてはこちらの記事でご紹介しています。

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