モリスのツグミに今年も無事に会えました | 2024初春
昨年の木の葉が落ち始めた頃から待っていた冬の渡り鳥ツグミ。
年が明けてもなかなか会えずにいました。
例年に比べて寒さが訪れるのが遅れたため、温暖化が影響しているのではないかと思いました。
また、公園のことを熟知している知人、「鳥の師匠」にツグミのことを尋ねたところ、「今年はまだ見ていない」との回答。そんな日が続いていました。
さらに、私の散歩道の公園では環境整備の工事が行われていて、以前より木が少なくなってツグミが身を隠す場所がないため来なくなってしまったのかなぁ?、などと思い、工事が終わるまでは、散歩道でのツグミとの再会は諦めていました。
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河津桜は満開を迎える季節になり、桜を撮りにいつもの公園に出かけたそんなある日の早朝でした。
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桜の写真を撮りながら歩いていると、視界の先にピョンピョンっと芝生を跳ねては、胸を張って立ちどまる鳥がいました。これはツグミ特有の動作で、遠目からでもすぐにわかりました。
まさかこんな再会を期待していなかったので、嬉しさ倍増です。
相変わらず、表情豊かなツグミちゃん。
こちらを見て、「久しぶり」とでも言っているかのようです。
どこに行ったのだろう、お腹を空かせていたのではないかと、私の心配もよそに、今年出会ったツグミはとても、「まんまる」としていたのが印象的でした。
(自分のことは棚にあげますが)こんなに太ったら、シベリアまで飛んで行けるのかな?、なんて心配してしまうほどです。
(↓後日談あり)
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そんな心配、全く必要はありません、大きなお腹でも、しっかりと木の上にも飛べます。
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地面を突き、しっかり栄養を補給。元気に飛び跳ねているのを見て一安心です。
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自然とのつながり、そして変わりゆく季節の中で生きる小さな生き物たちの逞しさを改めて感じることができました。
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※後日知ったのですが、体がまんまるくなるのは鳥によくみられることで、寒い時に熱を逃さないように羽を膨らませて空気を取り込んでいるのだそうです。
ダウンジャケットのようなイメージなのだそうです。