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秋の終わりに咲くサンクスギビング・カクタス|西洋で親しまれる感謝祭の花

サンクスギビング・カクタスの花
Autumn

秋が深まるころ、アメリカでは「サンクスギビング(感謝祭)」の季節を迎えます。
今回は、植物を通してキリスト教文化に学んだ西洋の風習をご紹介します。

サンクスギビング(感謝祭)について

『サンクスギビング』は、キリスト教の伝統に由来する感謝祭で、アメリカ発祥の祝日です。

毎年11月の第4木曜日に祝われ、家族や友人が集まり、食卓を囲んで恵みと収穫に感謝します。
カナダでは少し早く、10月の第2月曜日に行われます。

ヨーロッパでは同じ時期に「収穫祭」が行われますが、「サンクスギビング」という名の祝日はありません。
ただし、アメリカやカナダから帰国した人々が家族と集まり、感謝の気持ちを分かち合うこともあるようです。

サンクスギビング・カクタスとは

「サンクスギビング・カクタス」は、その名のとおり感謝祭の時期に咲くサボテンです。
10月中旬から12月にかけて花を咲かせ、秋の終わりから冬の始まりにかけて室内を明るくしてくれます。

サンクスギビング・カクタスの花

サンクスギビング・カクタスの花

出典:Elena / Adobe Stock

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キリスト教文化の中で生まれたこの花の名には、収穫や恵みへの感謝を大切にする西洋の習慣が映されています。



特徴と見分け方

サンクスギビング・カクタスの特徴

サンクスギビング・カクタスの特徴
・葉茎の縁が尖っており、蟹の爪のようなギザギザがある
・花は筒状で、二重に咲く
・花の咲く時期は10月中旬〜12月ごろ

花は筒状で二重に咲くのが特徴です。釣鐘のように下向きに咲きます。

サンクスギビング・カクタスの花

サンクスギビング・カクタスの花 – 下向きに二重に咲きます。

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クリスマス・カクタスとの見分け方

このカクタスは、クリスマスの少し前から花をつけるため「クリスマス・カクタス」と混同されることも多く、日本でも「クリスマス・カクタス」の名前で出回っていることもあります。

「クリスマス・カクタス」と見分けるポイントは、葉茎(ようけい)の形です。

サンクスギビング・カクタスの葉

サンクスギビング・カクタスの葉は尖っています。

クリスマス・カクタスの葉

クリスマス・カクタスの葉は丸みを帯びています。

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サンクスギビング・カクタスの象徴

このカクタスの開花は、秋の終わりとともに訪れる感謝祭のあたたかい雰囲気を象徴しています。

秋の終わりに室内を彩るサンクスギビング・カクタス

秋の終わりに室内を彩るサンクスギビング・カクタス

出典:Olga Ionina / Adobe Stock

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家族や友人と過ごす時間をやさしく彩り、感謝祭の季節を明るくしてくれるのが、サンクスギビング・カクタスです。
その花には「ありがとう」の気持ちを伝えるという意味が込められ、贈りものとしても親しまれています。

感謝の心を花に託すというこの文化にふれると、西洋の人々が大切にしてきた「感謝を伝える豊かさ」を感じます。

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