ハス(蓮)|特徴・スイレンとの見分け方・古代ハスの魅力

ハス(蓮)- Sacred lotus
Nature


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夏の池を彩るハスの花

6月下旬から8月にかけて見頃を迎えるハス(蓮)。
大きく広がる葉が水面を覆い、その間からすっと伸びる花は、白や淡いピンクが涼やかです。
つぼみがふくらみ、早朝に開き、午後には閉じる――そんな一日のリズムも、夏の朝にぴったりの風景です。

ハス(蓮)- Sacred lotus

青々とした大きな葉に、白が映える蓮池

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ピンクが映える蓮池

ピンクが映える蓮池



泥の中から咲く清らかさ

蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉があるように、泥に根を張りながらも清らかに咲く姿は、古くから仏教において悟りや清浄の象徴とされてきました。

泥の中でも気高く咲く花姿と、大きく広がる葉には、凛とした気高さが漂っています。

ハスの蕾

芽生え始めた清らかな心を思わせるつぼみ

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つぼみは、芽生え始めた清らかな気持ち、花が開くと、その思いがしっかりと形となると言われています。
中央にある花托(はちす)は悟りを象徴するといわれ、蓮の花全体は仏像の台座(蓮華座)のモチーフにもなっています。

ハス(蓮)- Sacred lotus

その思いが少しずつ形になっていくような、開きかけの花

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早朝がいちばん美しい時間

ハスの花は早朝に開き、7〜9時ごろに最も美しいピークを迎え、11時ごろには閉じ始めます。
ひんやりとした朝の空気の中で、静かに咲くハスを眺めると、忙しい日常を忘れて心が洗われるような時間が過ごせます。

ハス(蓮)- Sacred lotus

黄金色の花托が輝く、満開の蓮

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ハスのの花

午前10時半くらいには開き切っているものもあります。

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泥の中にあっても清らかさを失わず、朝の光に凛と咲くハス。
その姿は、ただそこにあるだけで、強さと美しさを語りかけているようです。

ハスとスイレンの見分け方

葉の形

ハスの葉には切れ込みはありませんが、スイレンの葉には切れ込みがあります。

花の咲き方

ハスは水面から茎を長く伸ばして咲きますが、スイレンは水に浮かぶように咲きます。
(スイレンは品種によって、水面より高く咲くものもあります。)

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スイレンとの違いを簡単な表にまとめてみました。

特徴 ハス(蓮) スイレン(睡蓮)
葉の形 切れ込みがなく円形 丸く切れ込みがある
花の咲き方 茎が長く伸び、水面より高い位置で咲く 水面に浮かぶように咲く(品種によっては少し高い位置で咲く)
花色 白、淡いピンクが中心 白、ピンク、黄、青、紫など多彩
花期 6月下旬~8月頃 5月~9月頃(熱帯性は秋まで咲く品種も)
香り 基本的に香りはほとんどない 品種によって柑橘系やローズ系など
象徴・文化 仏教で「悟り」「清浄」の象徴 西洋では「清純」「信仰」の象徴

立ち姿のハス、水面に浮かぶスイレン――そんな違いを知っておくと、夏の池で眺める楽しみが広がります。

古代ハスで知られるオオガハス(大賀蓮)

2000年以上前の古代の種子が発芽して咲いたことで知られるオオガハス(大賀蓮)。
千葉公園の蓮池では、発掘調査を行った植物学者・大賀一郎博士が見つけた種子から発芽したことにちなみ、この名で呼ばれています。

オオガハス(大賀蓮)

堂々とした大きな花を咲かせるオオガハス(大賀蓮)

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以前出会ったオオガハスの第一印象は、今まで知っていたハスからは想像できない大きさでした。
茎は成人の肩ほどまで伸び、花も大人の顔ほどの大きさです。
淡いピンク色の花びらが陽の光を浴びて凛と咲くその姿には、古代の種子が今ここで花を咲かせていることへのロマンを感じたのを覚えています。

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ハスの基本情報

花名:ハス(蓮)
科名:ハス科
属名:ハス属
別名:ハチス
学名:Nelumbo nucifera
英名:Sacred lotus
花期:6月~8月
花色:白、赤、ピンク
花言葉:神聖、清らかな心、雄弁、沈着

ハスの仲間

  • オオガハス

参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ




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