イギリスのティータオルの魅力|歴史と多彩な使い方

ティータオルの用途
Lifestyle


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先日訪れたイギリスの画家ターナーの美術展で、ミュージアムショップに並んでいたのは英国らしいお土産の数々。
その中で手に取ったのが「ティータオル」でした。

選んだのは、ウィリアム・モリスの代表作「いちご泥棒」。
定番の藍色ではなく、淡いブルーの一枚で、冬から春へ移ろう季節にぴったりの色合いでした。

今回は、このティータオルをきっかけに、その魅力や多彩な使い方をご紹介します。

ミュージアムショップで出会った「いちご泥棒ブルー」

ミュージアムショップで出会った「いちご泥棒ブルー」

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ティータオルとは

日本で「ティータオル」と聞くと、ふわふわしたタオルを思い浮かべる方も多いかもしれません。
イギリスのティータオルは少し違い、主にリネンやコットン素材の平織り布で、サイズはやや大きめ。乾いた布巾に近い存在です。

ケンブリッジ辞書では次のように定義されています。

a cloth used for drying plates, knives and forks, etc., after you have washed them
(皿やナイフ、フォークなど、洗った食器を乾かすための布)
引用元:Tea Towel, Cambridge Dictionary, 2024.2

ただし、実際にはそれ以上の用途を持っています。

ティータオルの歴史

ティータオルの歴史は、18世紀のヴィクトリア朝時代にまでさかのぼります。
イギリスでは社交の場で紅茶をふるまう習慣が広まり、そのおもてなしに使う高級な陶磁器を手入れするために使われ始めたのが起源だとされています。

特にリネン製は繊維が残らず食器を傷つけないため重宝されました。

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また、当時の婦人たちは大切な食器の手入れを使用人任せにせず、自ら行うのが常識とされていました。
やがてティータオルは、単なる実用品にとどまらず、食器を保護したり、見た目を美しく整える装飾的な役割も担うようになりました。



ティータオルの多彩な使い方

食器を乾かす

綿やリネンのティータオルは吸水性が高く、繊維が残りにくいため、食器拭きに最適です。
洗った食器を拭くほか、敷いて自然乾燥させることもできます。

ハーブや野菜を包む

洗ったハーブや葉野菜を包んで水気を取ったり、湿気から守ったり。
通気性と速乾性があるので、鮮度を保つのに役立ちます。

洗ったハーブを速乾性のあるティータオルで包む

洗ったハーブを速乾性のあるティータオルで包む

出典:KashtykiNata / Adobe Stock

パンづくりに使う

パン生地を発酵させるときにかぶせたり、焼きたてパンを乾燥から防ぐために包んだり。
ピクニックでパンを持ち運ぶときにも活躍します。

乾燥防止にティータオルで焼きたてのパンを包む

乾燥防止にティータオルで焼きたてのパンを包む

出典:Mia / Adobe Stock

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ティーポットの保温に

ティーコージー(Tea Cosy)の代わりにティータオルでポットを包めば、紅茶を温かく保てます。
紐で結んだり工夫すれば、見た目もおしゃれになります。

ティーコージー(Tea Cosy)とは、ティーポットに被せるもので、紅茶が冷めないようにするものだよ。
ティータオルで代用するティーコージー

ティータオルが一枚あれば、簡単にティーコージーの代わりに。
ポットを包むだけでも十分ですが、アレンジすれば可愛らしいアイテムになります。

ティーコージーは保温だけでなく装飾性も大きな魅力。
お気に入りのティータオルを使えば、実用性とデザイン性を両立できます。

4-stepで作る簡単ティーコージー

4-stepで作る簡単ティーコージー

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ティーコージーの簡単な作り方の動画はこちら

鍋敷きや調理のサポートに

熱い鍋を置く鍋敷きとして、またまな板の下に敷いて滑り止めにするなど、キッチンで便利に使えます。

贈り物を包む

日本の風呂敷のように、ティータオルで贈り物を包むのもおすすめ。
伝統的な柄からモダンなデザインまで豊富なので、ラッピングにも個性を出せます。




タペストリーやテーブルアイテムとして

デザイン性の高いものは、壁に飾ったりテーブルランナーとして活用するのも素敵です。
私が購入したティータオルは少し大きめ(75cm × 47cm)で、タペストリー代わりやクロスに重ねて使うなど、さまざまに楽しんでいます。

ティータオルの魅力とは?

いかがでしたでしょうか。
ティータオルは、日本の風呂敷やてぬぐいと同じように、多機能でデザイン性にも優れたアイテムです。

「すべての人々の暮らしに美を」というウィリアム・モリスの言葉のように、実用と美しさを兼ね備え、日常をちょっと豊かにしてくれます。

身近なアイテムなので、ぜひ暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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