冬のサザンカ ひょっこりメジロと、まったりキジバト

今日は、昨年ジョウビタキに出会った木の近くで、今年もまたその姿を見られないかと探しに行きました。
しかし、待てど暮らせど現れず…。

以前、ジョウビタキに出会った木
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あまりの寒さに諦めて帰ろうとしたその時、ふと目に入ったのは、満開のサザンカ。

満開のサザンカ
いろいろな仕立て方が楽しめるサザンカですが、この低く仕立てるスタイルも可愛らしくて素敵です。特に花びらが散ると、花木と地面が一体化してピンクの海が広がるようです。

満開のサザンカと足元に広がるピンクの絨毯。
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その鮮やかな花びらに夢中になってカメラを構えていると、ガサガサっと枝が揺れそこから可愛らしいメジロがひょっこり顔を出しました。

サザンカからひょっこり顔を出すメジロ(White-eye)
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こんな表情で、まるでサザンカの中から「こんにちは!」と挨拶しているかのよう。

サザンカから「こんにちは」と顔を出すメジロ(White-eye)
思わずカメラを向けて、夢中でシャッターを切りました。
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ガサガサっと動く枝を頼りにメジロを追っかけてサザンカの木の下を覗くと、キジバトのつがいが静かに寄り添って休んでいました。サザンカの花びらが散ったふかふかベッドで気持ちよさそうです。

サザンカの下で休んでいるキジバトのつがい
メジロの素早い動きとは対照的に、こちらはまったりして穏やかで落ち着いた空気が広がっています。
もしかして、卵を温めているのかな?
静かなひと時を邪魔しないようにそっと離れました。冬の庭の静かな一コマに、なんだか心が和みます。
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ジョウビタキには出会えませんでしたが、代わりにこんなに可愛らしい瞬間をたくさん切り取ることができました。
自然の中では、思い通りにはいかないこともありますが、その分、予期せぬ素敵な出会いがあるものですね。
また次の出会いを楽しみに、カメラを片手に散策を続けたいと思います。
良い1日を。