沖縄のスーサーと出会う 〜 イソヒヨドリのフォトダイアリー

Nature
可愛いポーズをとるのは イソヒヨドリ。
地元・沖縄では「スーサー」と呼ばれ、首里城周辺や道端でも ちょこちょこ歩いている姿をよく見かけます。
2、3年前から見かけていたのですが、こんな近くで撮れたのは今回が初めてです♪
イソヒヨドリの特徴
イソヒヨドリの特徴は、くすんだアッシュブルーの羽と、落ち着いたレンガ色のお腹。

イソヒヨドリ(Blue rock thrush)
イソヒヨドリの魅力
青い鳥といえば鮮やかな色を想像しがちですが、イソヒヨドリは派手さはないけれど、デニムのようにじわじわと味が出る、落ち着いた色合いが魅力です。

イソヒヨドリ(Blue rock thrush)
青い鳥で知られるカワセミやルリビタキなどとは違い、イソヒヨドリのくすみブルーは控えめな美しさを感じさせます。
海辺の鳥なのに近年は内陸でも繁殖
イソヒヨドリは、その名前が示すとおり、もともとは海岸や岩場に生息する鳥です。
「磯にいるヒヨドリのような鳥」として名付けられたとされ、英語では Blue Rock Thrush(青い岩ツグミ) と呼ばれています。
しかし近年では、内陸部や都市部にも進出し、東京のような都会でも繁殖が確認されています。
なぜ都市環境に適応しはじめたのか、その動向はまだ解明されていない部分も多いようです。
参考:「海辺の鳥」なぜ内陸部へ イソヒヨドリの謎を追って〈2023年10月15日号〉, 東京民放 WEB週間新聞 東京が見える!東京を変える!, 2025.3.5