センダン(栴檀)|淡い紫の花と黄色い実が特徴の木

センダン(栴檀)- Chinaberry tree
Nature

✿ 開花時期の目安(地域や気候により前後します)

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5月〜6月ごろに花を咲かせます。

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5月〜6月にかけて見られる、淡い紫色の花が印象的な初夏の木です。
遠くからでもそのやわらかな色に気づくことがあります。

10月〜11月には丸い黄色の実をつけ、季節ごとに異なる表情が見られます。

私の散歩道では、公園や川沿いで見かけることができます。



センダンの特徴

センダンは、とても大きく育つ落葉高木で、高いものでは15mほどになることもあります。
そのため花は見上げる位置に咲くことが多く、
近くで一つひとつを見るというよりも、木全体の色として印象に残ります。

青空を背景に広がるセンダンの木と淡い紫の花

見上げると、淡い紫の花がやわらかく広がり、空の青に映えます。

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川沿いに咲くセンダンの淡い紫の花と枝の様子

川沿いに枝を伸ばし、やわらかな花を咲かせるセンダン

センダンの花

初夏になると、淡い紫色の小さな花を房状に咲かせます。
花は細く裂けた花びらが特徴で、繊細な印象があります。

やわらかな紫に気づいて、季節の移り変わりを感じることがあります。

センダン(栴檀)の花

センダン(栴檀)の花

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この淡い紫色は、日本の伝統色「楝色(おうちいろ)」の由来ともされ、初夏のやわらかな色合いとして親しまれています。

日本の伝統色 楝色(おうちいろ)

日本の伝統色「楝色」



センダンの実

秋から冬にかけて、丸い黄色の実をつけます。
葉が落ちたあとも実が残ることがあり、
花の時期とはまた違った印象で目に留まります。

この実は鳥たちにとってのごちそうですが、人には有毒とされています。

枝に実り始めた青いセンダンの実の様子

まだ青い実がつき始めたセンダン。
これからゆっくりと色づいていきます。

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鳥たちのご馳走 - センダンの実

鳥たちのご馳走 – センダンの実

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冬になると、ヒヨドリなどの野鳥が実をついばむ様子も見られます。

名前とことわざ

「栴檀(せんだん)」という名前は古くから知られており、
ことわざにも登場します。

栴檀は双葉より芳(かんば)し

香木とされる栴檀が若い頃からよい香りを放つとされたことに由来し、
「優れたものは早い段階からその良さが現れる」という意味で使われます。

なお、このことわざに登場する「栴檀」は、実際には白檀(びゃくだん)を指すともいわれ、現在のセンダンとは異なる植物とされています。

見かける場所

センダンは比較的身近な場所で見られる木です。
・公園
・街路樹
・学校や公共施設
・川沿いなど

木全体を眺めることでその特徴に気づくことが多い植物です。

川沿いに広がるセンダンの木と淡い紫の花の様

川沿いに枝を広げ、やわらかな花を咲かせるセンダン。

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センダンは木材としても利用され、家具や器具などに使われることがあります。
比較的成長が早く、資源として活用されることもあります。

センダンの基本情報

花名:センダン(栴檀)
科名:センダン科
属名:センダン属
別名:オウチ(楝)、アミノキ
学名:Melia azedarach
英名:Chinaberry
花期:5月~6月
花色:白、紫
花言葉:意見の相違




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