緑色の桜をご存知ですか?|御衣黄と鬱金、春に出会った珍しい桜

緑色の桜
Botanical Notes

御衣黄(ギョイコウ)と鬱金(ウコン)は、緑色の花を咲かせる代表的な桜品種として知られています。

御衣黄(ギョイコウ)

花の特徴

御衣黄は、黄緑色の花を咲かせる桜です。
咲き始めは淡い緑色です。

御衣黄(ギョイコウ)咲き始めの様子

御衣黄(ギョイコウ)咲き始めの様子

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少し開花が進むと、花の中心に赤い筋が見られます。

御衣黄の中心に赤い筋が入ってきた様子

御衣黄の中心に赤い筋が入ってきた様子

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さらに開花が進むにつれて、その赤みは強くなります。

御衣黄(ギョイコウ)- 'Gyoikou'

御衣黄(ギョイコウ)- 咲き進んだ様子

御衣黄の由来

「御衣黄」という名前は、平安時代の衣の色とされる「萌黄色(もえぎいろ)」に由来します。
萌黄色(もえぎいろ)とは、このような色です。

萌黄色(もえぎいろ)

萌黄色(もえぎいろ)

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鬱金(ウコン)

花の特徴

鬱金は、淡い黄緑色の花を咲かせる八重桜です。

鬱金(ウコン)- 'Ukon' sakura

鬱金(ウコン)- ‘Ukon’ sakura

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咲き始めは淡い緑色で、白っぽく見えることがあります。

鬱金(ウコン)- 'Ukon' sakura

鬱金(ウコン)- ‘Ukon’ sakura

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開花が進むにつれて、花の中心から赤くなってきます。

中心に少し赤みを帯びた鬱金

中心に少し赤みを帯びた鬱金

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開花が進むと、さらに赤みが強くなります。

鬱金 - 咲き進んだ様子

鬱金 – 咲き進んだ様子

鬱金の由来

「鬱金」という名前は、染料や香辛料として知られるウコンの根で染めた布の色に由来します。
鬱金色(うこんいろ)はこのような色です。

鬱金(ウコン)

鬱金(ウコン)

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御衣黄と鬱金の違い

御衣黄と鬱金が並んで咲いている様子です。

御衣黄と鬱金が並んで咲く風景

御衣黄(手前)と鬱金(奥)

観察した違いも含めて、以下にまとめました。

項目御衣黄(ギョイコウ)鬱金(ウコン)
花の写真
御衣黄(ギョイコウ)

御衣黄(ギョイコウ)

鬱金(ウコン)

鬱金(ウコン)

花の色黄緑色淡黄緑色
咲き方八重咲き八重咲き
開花期4月下旬4月中旬
花径2−3cm4cm
咲き始めの色(観察ベース)緑がやや強く見える白〜淡い黄緑に見える
開花が進んだ状態(観察ベース)緑と赤の対比がはっきりして見える全体にやわらかい色合いに見える

まとめ

桜は淡いピンク色の品種が多いですが、
御衣黄や鬱金のように、緑色の花を咲かせる品種もあります。

いずれも、春の後半に見られる特徴的な桜です。

《参考》
「NHK趣味の園芸 – よくわかる栽培12か月 サクラ」 船越亮ニ NHK出版 2011.1.15
「桜樹学・桜の世界3 栽培品種編Ⅱ(エドヒガン他栽培品種と荒川堤の桜)」 藤原隆之 著




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《関連記事》

緑色の桜として知られる御衣黄や鬱金については、それぞれの記事でも紹介しています。

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・この他にも日本で見られる美しい桜たちはこちら。




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