ハスとスイレンの見分け方|葉や花の違いを比較

ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)
Column

ハスとスイレンは、どちらも夏の池を彩る美しい花です。
よく似ていますが、葉や花の咲き方などに違いがあります。

見分けるポイントを、観察メモとしてまとめました。



ハスとスイレンの見分け方

ハスとスイレンは似た印象がありますが、実は別の仲間です。
ハスはハス科、スイレンはスイレン科に分類されます。

葉の違い

まず分かりやすいのが葉の違いです。

ハスの葉は円形で、縁に切れ込みがありません。
大きく育つと水面より高く立ち上がることも多く、池一面に広がる姿は夏ならではの風景です。

スイレンの葉は丸い形をしていますが、一か所に切れ込みがあります。
多くは水面に浮かぶように広がっているため、花が咲いていなくても見分ける手掛かりになります。

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ハスの葉には切れ込みがありません。
ハスの葉は切れ込みがなく円形

切れ込みのない円形のハスの葉

スイレンの葉は丸く切れ込みがあります。
白いスイレン(睡蓮)

切れ込みのあるスイレンの葉



花の咲き方の違い

ハスは長い茎を伸ばし、水面より高い位置で花を咲かせます。
スイレンは水面に浮かぶように咲くものが多く、葉の近くで花を楽しめます。

なお、熱帯性スイレンには水面より少し高く咲く品種もあります。

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ハスは茎を長く伸ばして咲きます。
ハス(蓮)

水面より高く伸びた茎の先で咲くハス

スイレンは水面に浮かぶように咲きます。
水面近くで咲くスイレン

水面に浮かぶように咲く温帯性スイレン

花色の違い

ハスは白や淡いピンクの花が中心です。
一方、スイレンは白やピンクのほか、黄色や青、紫など園芸品種も多く、色彩が豊かな印象があります。
青や紫などの花色は、主に熱帯性スイレンで見られます。



比較表

ここまでの内容を表にまとめました。

特徴ハス(蓮)スイレン(睡蓮)
科名ハス科スイレン科
葉の形切れ込みがなく円形丸く切れ込みがある
花の咲き方茎が長く伸び、水面より高い位置で咲く水面に浮かぶように咲く
(品種によっては少し高い位置で咲く)
花色白、淡いピンクが中心白、ピンク、黄、青、紫など多彩
花期6月下旬~8月頃5月~9月頃
(熱帯性は秋まで咲く品種も)
香り基本的に香りはほとんどない品種によって柑橘系やローズ系など
象徴・文化仏教で「悟り」「清浄」の象徴西洋では「清純」「信仰」の象徴

立ち姿のハス、水面に浮かぶスイレン。池を眺めていると、それぞれ違った表情が見られます。

おわりに

ハスやスイレンについては、それぞれの記事でも紹介しています。



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