ハスとスイレンの見分け方|葉や花の違いを比較
/ Last updated: 2026.07.04

Column
ハスとスイレンは、どちらも夏の池を彩る美しい花です。
よく似ていますが、葉や花の咲き方などに違いがあります。
見分けるポイントを、観察メモとしてまとめました。
ハスとスイレンの見分け方
ハスとスイレンは似た印象がありますが、実は別の仲間です。
ハスはハス科、スイレンはスイレン科に分類されます。
葉の違い
まず分かりやすいのが葉の違いです。
ハスの葉は円形で、縁に切れ込みがありません。
大きく育つと水面より高く立ち上がることも多く、池一面に広がる姿は夏ならではの風景です。
スイレンの葉は丸い形をしていますが、一か所に切れ込みがあります。
多くは水面に浮かぶように広がっているため、花が咲いていなくても見分ける手掛かりになります。
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ハスの葉には切れ込みがありません。


切れ込みのない円形のハスの葉
スイレンの葉は丸く切れ込みがあります。


切れ込みのあるスイレンの葉
花の咲き方の違い
ハスは長い茎を伸ばし、水面より高い位置で花を咲かせます。
スイレンは水面に浮かぶように咲くものが多く、葉の近くで花を楽しめます。
なお、熱帯性スイレンには水面より少し高く咲く品種もあります。
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ハスは茎を長く伸ばして咲きます。


水面より高く伸びた茎の先で咲くハス
スイレンは水面に浮かぶように咲きます。


水面に浮かぶように咲く温帯性スイレン
花色の違い
ハスは白や淡いピンクの花が中心です。
一方、スイレンは白やピンクのほか、黄色や青、紫など園芸品種も多く、色彩が豊かな印象があります。
青や紫などの花色は、主に熱帯性スイレンで見られます。
比較表
ここまでの内容を表にまとめました。
| 特徴 | ハス(蓮) | スイレン(睡蓮) |
|---|---|---|
| 科名 | ハス科 | スイレン科 |
| 葉の形 | 切れ込みがなく円形 | 丸く切れ込みがある |
| 花の咲き方 | 茎が長く伸び、水面より高い位置で咲く | 水面に浮かぶように咲く (品種によっては少し高い位置で咲く) |
| 花色 | 白、淡いピンクが中心 | 白、ピンク、黄、青、紫など多彩 |
| 花期 | 6月下旬~8月頃 | 5月~9月頃 (熱帯性は秋まで咲く品種も) |
| 香り | 基本的に香りはほとんどない | 品種によって柑橘系やローズ系など |
| 象徴・文化 | 仏教で「悟り」「清浄」の象徴 | 西洋では「清純」「信仰」の象徴 |
立ち姿のハス、水面に浮かぶスイレン。池を眺めていると、それぞれ違った表情が見られます。
おわりに
ハスやスイレンについては、それぞれの記事でも紹介しています。
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