ウコン(鬱金桜)|淡い黄緑色が印象的な緑の桜

ウコン(鬱金桜)- Ukon Cherry
Nature

淡い黄緑色の花を咲かせる、少し珍しい桜「ウコン(鬱金)」。
ソメイヨシノが見頃を迎えたころから咲き始め、春の後半に彩りを添えてくれます。



ウコン(鬱金)の特徴

一般的な桜のイメージとは少し異なり、やわらかな緑がかった色合いが特徴です。
白っぽいものから薄緑まで、個体によって色合いに幅があるようです。

背景のソメイヨシノと比べると、そのやわらかな緑色がよくわかります。

ウコン(手前)とソメイヨシノ(背景)

ソメイヨシノ(背景)と比べると、ウコンの花がほんのり緑がかっているのがわかります。

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よく見ると、花びらに緑色の筋が入っており、その重なりによって全体が淡い緑色に見える印象です。

花びらに緑色の筋が入っているウコン(鬱金)

花びらに緑色の筋が入っているウコン(鬱金)

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ソメイヨシノ(背景)とウコン

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花は八重咲きで、花径は3.5〜4.5cmとやや大ぶり。学名の「Grandiflora」も大きな花を意味します。

大ぶりの花をつけるウコン

大ぶりの花をつけるウコン

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咲き進むにつれて、中心部分がほんのりとピンク色に変わっていくのも特徴です。
同じ花でも、時間の経過によって少しずつ表情が変わっていくのが魅力だと感じます。

中心部分がほんのりピンク色に変わり始めたウコンの花

中心部分がほんのりピンク色に変わり始めたウコンの花

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さらに咲き進んだウコンの様子。

さらに咲き進んだウコンの様子。



葉と花の関係

ウコンは、花と葉がほぼ同時に出てくるタイプの桜です。

花と葉がほぼ同時につく鬱金

花と葉がほぼ同時につく鬱金

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ソメイヨシノのように花が先に咲くのではなく、若葉と一緒に花が見られます。

赤い若葉とウコンの花

赤い若葉とウコンの花



名前の由来

ウコン(鬱金)の名前は、ターメリックを使った染料の色「鬱金色(うこんいろ)」に由来します。

ウコンの染料に由来する淡い黄緑色の花

ウコンの染料に由来する淡い黄緑色の花

咲くタイミングの違い

ウコンのそばにソメイヨシノとジンダイアケボノが咲いていたので、咲き方を比べてみました。

ジンダイアケボノはすでに葉が出はじめた葉桜の状態。
ソメイヨシノはちょうど見頃。
そして鬱金桜はまだ咲き始めで、蕾も多くこれからどんどん咲く準備をしている感じでした。

葉桜のジンダイアケボノ

葉桜のジンダイアケボノ

見頃のソメイヨシノ

見頃のソメイヨシノ

咲き始めのウコン

咲き始めのウコン

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《関連記事》
鬱金とはまた異なる表情を持つ緑の桜「御衣黄(ぎょいこう)」についてはこちらの記事で紹介しています。

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・この他にも日本で見られる美しい桜たちはこちら。

参考:「桜樹学・桜の世界3 栽培品種編Ⅱ(エドヒガン他栽培品種と荒川堤の桜)」 藤原隆之 著



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