再建が進む首里城と寒緋桜|2026年2月訪問記
/ Last updated: 2026.03.14

2026年2月、復興工事が進む 首里城 を訪れました。
昨年10月に素屋根が取り外され、正殿が姿を現して以来の訪問です。
Contents
再建が進む正殿のいま
クリアパネル越しに見える正殿は着実に形を取り戻しつつあります。
弁柄色の柱や、正面に大きく張り出した唐破風(からはふ)の曲線が、とても印象に残りました。

首里城正殿 再建の様子 (2026年2月訪問)
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三年前の着工時には、木材倉庫の壁に正殿の完成予想図が描かれていました。

木材倉庫に描かれた首里城の完成予定図 (2023年9月訪問時)
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当時はまだ素屋根の内側にあった正殿を、その絵を通して思い描いていたことを思い出します。
いま目の前に姿を現した正殿は、そのイメージ以上のものとなり、感慨深いものがあります。
唐破風を飾る龍と獅子
首里城正殿の正面、唐破風には龍の装飾が施されています。
その手前には獅子の姿も見えました。

首里城正殿 正面の装飾
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力強い造形と鮮やかな彩色。
再建途中であっても、琉球王朝建築の象徴性は十分に伝わってきます。
仮囲いには、首里城を火災などの禍から守護する役割の「金の獅子」実物大のパネルが展示されていました。

正殿の装飾 1.5m の金獅子
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幅約1.5メートル。
改めて、その存在感の大きさを実感します。
令和の鬼瓦
正殿の屋根に配置される装飾瓦も城内に展示されていました。
首里城の鬼瓦は鬼ではなく、「獅子」を象ったものだそうです。

鬼瓦(阿形)

鬼瓦(吽形)
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阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)が対になり、屋根を守る存在として据えられます。
再建に合わせて制作された“令和の鬼瓦”は、伝統を継承しながらも、今の時代の技術が込められています。

令和と平成の鬼瓦の説明
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説明によると、鬼瓦は6体製作され、4体は正殿の屋根に設置され、残り2体を直近で見れるよう展示しているとのことです。
火災で破損した平成の鬼瓦は、昨年2025年に開催された大阪万博のフランスパビリオンで展示されました。
詳しくはこちら。
首里城から見下ろす龍潭池
城郭からは那覇の街並みとともに、西側に広がる 龍潭池 を見下ろすことができます。

首里城から見下ろす那覇の街並み
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水面と市街地、そして城跡。
歴史と日常が重なる風景です。
寒緋桜が咲く城下
龍潭池周辺では寒緋桜が見頃を迎えていました。

ピンク色が鮮やかなカンヒザクラ(寒緋桜)
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濃い桃色の花が枝いっぱいに広がり、城下町に鮮やかな彩りを添えています。
沖縄では本土よりも早く桜が開花し、寒緋桜は春の始まりを告げる存在です。

首里の城下町で見たカンヒザクラ 2月下旬
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城下を歩く ― 首里の散歩道
首里城を後にし、周辺の小道をゆっくりと歩きました。
木造の建物の軒先には、丸い浮き玉と蘭の寄せ植え。

城下の風景
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壁面にはブーゲンビリアが枝を伸ばし、沖縄らしい色彩が街並みに溶け込んでいます。

首里石鹸前のブーゲンビリア
通り沿いには、丁寧に刈り込まれたハート形の植栽。
日常の風景の中に、さりげない遊び心が感じられました。

ハート型に刈り込まれた植栽に癒されます、
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珍しい紫色のハイビスカスも発見しました。

ピンクの縁取りが可愛い紫色のハイビスカス
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龍潭池の整備状況
龍潭池周辺では整備工事が進められていました。
歩道や護岸の改修が行われ、水辺の安全性と景観の向上が図られています。

整備が進められている龍潭池
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歩道や護岸の改修が行われ、水辺の安全性と景観の向上が図られています。

龍潭池通りでは、整備が進められていました。
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池越しに望む城跡は、変わらず穏やかな景色を保っていました。

龍潭池から臨む首里城
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再建が進む城と、整備が進む水辺。
周辺環境も含めて、少しずつ未来へ向かっていることを感じます。
首里城公園の基本情報
施設名 :首里城公園
公式URL:https://oki-park.jp/shurijo/
住所 :〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
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