ヒイラギナンテン(柊南天)|早春に咲く黄色い花

ヒイラギナンテン(柊南天)
Nature

ヒイラギナンテン(柊南天)は、早春に黄色い花を咲かせるメギ科の常緑低木です。
公園や庭木として植えられることも多く、季節の早い段階で花の気配を感じさせてくれます。

ナンテンに名前が似ていますが、姿や咲き方は大きく異なります。



ヒイラギナンテンの特徴

ヒイラギナンテンの花は、黄色い小花が房状に連なり、やや垂れ下がるように咲きます。
花の一つひとつは小さいものの、まとまって咲くことで存在感のある姿になります。
早春のまだ色の少ない時期に咲くため、鮮やかな黄色がよく目を引きます。

ヒイラギナンテン(柊南天)の花

小さな花が房状に咲くヒイラギナンテン(柊南天)

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葉は厚みがあり、縁にトゲのある鋸歯を持つのが特徴です。
その形がヒイラギ(柊)に似ていることから、「ヒイラギナンテン」と呼ばれています。

ヒイラギナンテンの葉

ヒイラギナンテンの葉

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花のあとには、秋にかけて緑から黒紫色へと変化する実が見られます。

ヒイラギナンテンの実(4月上旬の様子)

ヒイラギナンテンの実(4月上旬の様子)

ナンテンの赤い実とは対照的で、落ち着いた色合いが印象的です。



名前の由来

「ヒイラギナンテン(柊南天)」という名前は、葉がヒイラギに似ていることと、実のつき方がナンテンに似ていることに由来します。

ナンテンとの見分け方

同じメギ科のナンテンとは、見た目や季節感に違いがあります。

特徴ヒイラギナンテン(柊南天)ナンテン(南天)
画像
ヒイラギナンテン(柊南天)

ヒイラギナンテン(柊南天)

ナンテン(南天)

ナンテン(南天)

花期3〜4月(早春)5〜7月(初夏〜夏)
花の特徴黄色い小花が房状に垂れ下がるように咲く白い小花が円錐状にふんわり集まって咲く
葉の特徴硬く厚みがあり、縁にトゲ状の鋸歯がある柔らかく、滑らかな羽状複葉
実の特徴黒紫色の実をつける赤い実をつける

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ヒイラギナンテンは葉がトゲ状で硬く、花は黄色く、春の早い時期に咲きます。
一方、ナンテンは柔らかな葉と白い夏の花が特徴です。


ナンテンの基本情報

花名:ヒイラギナンテン(柊南天)
科名:メギ科
属名:メギ属
別名:
学名:Berberis japonica
英名:Japanese mahonia
花期:2月~4月
花色:黄
花言葉:良い家庭、機知に富む

ヒイラギナンテンの仲間

・メギ科の仲間はこちら。

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他にもメギ科にはこのような植物があります。

  • サンカヨウ
  • トガクシショウマ
  • オタフクナンテン
  • ルイヨウボタン
  • ヒロハヘビノボラズ

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