スイレン(睡蓮)|温帯性・熱帯性の種類とハスとの見分け方

スイレン(睡蓮)- Waterlily
Autumn


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夏の水面を彩るスイレン

5月下旬から9月頃にかけて見頃を迎えるスイレン(睡蓮)。
水面に浮かぶように咲く花は、白やピンク、黄色など色とりどりで、静かな池を華やかに彩ります。

スイレン(睡蓮)- Waterlily

水面に広がる丸い葉と、白い花が静かに咲く池

スイレンの種類と特徴

スイレンは大きく分けて、「温帯性」と「熱帯性」の2種類に分けられます。

温帯性スイレン

温帯に自生する種類をもとに改良されたスイレンで、昼咲きが多く、白や黄色、ピンク、赤など花色は比較的シンプルです。
花は品種によって大小さまざまで、いずれも花は水面に浮かぶように咲くのが特徴です。

水面近くで咲くスイレン

水面に浮かぶように咲く温帯性スイレン

スイレン(睡蓮)

スイレン(睡蓮)- Waterlily

熱帯性スイレン

熱帯原産の種類から改良され、寒さに弱く水温15℃以下では弱ってしまいます。温帯性より花が大きく、青や紫など鮮やかな色も見られます。
葉の縁は細かく波打ち、ギザギザした形で、花は水に浮かぶように咲くものと、茎を長く伸ばして水面より高い位置で咲くのが特徴です。
また、品種によっては夜に咲くものもあります。

スイレン(睡蓮)- Waterlily

花茎を水面より上に伸ばして咲く熱帯性スイレン

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スイレンの葉と花

温室に咲く熱帯性スイレン

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スイレンとハスの見分け方

葉の形

スイレンの葉は丸く切れ込みがありますが、ハスの葉には切れ込みはありません。

花の咲き方

スイレンは水に浮かぶように咲くのに対し、ハスは水面から茎を長く伸ばして咲きます。
(スイレンは品種によって、水面より高く咲くものもあります。)


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ハスとの違いを簡単な表にまとめてみました。

特徴 スイレン(睡蓮) ハス(蓮)
葉の形 丸く切れ込みがある 切れ込みがなく円形
花の咲き方 水面に浮かぶように咲く(品種によっては少し高い位置で咲く) 茎が長く伸び、水面より高い位置で咲く
花色 白、ピンク、黄、青、紫など多彩 白、淡いピンクが中心
花期 5月~9月頃(熱帯性は秋まで咲く品種も) 6月下旬~8月頃
香り 品種によって柑橘系やローズ系など 基本的に香りはほとんどない
象徴・文化 西洋では「清純」「信仰」の象徴 仏教で「悟り」「清浄」の象徴

水面に映るスイレン、立ち姿のハス ―― そんな対比で見比べると、夏の水辺散策がさらに楽しくなります。



モネの絵画に描かれたスイレン

スイレンと言えば、フランスの画家クロード・モネが描いた《睡蓮》の連作が有名です。

自宅の庭に造った池を題材に、光や水面の移ろいをとらえたスイレンの作品は、今も多くの人を魅了しています。
水面に浮かぶ花や揺れる葉は、見る角度や時間帯によって表情が変わり、まさにスイレンらしい魅力が表現されています。

Claude Monet - Waterlilies

‘Water Lilies’, 1906 by Claude Monet


出典: Art Institute of Chicago

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スイレン(睡蓮)- waterlily

モネの睡蓮をイメージしながら撮影した一枚

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私もモネの睡蓮を思い浮かべながら、水面に映るスイレンを撮りました。
葉の合間に浮かぶ花、移ろいゆく水面に映る雲の様子も、モネが見た景色に少し近づけたような気がしました。

スイレンの基本情報

花名:スイレン(睡蓮)
科名:スイレン科
属名:スイレン属
学名:Nymphaea spp.
英名:Water lily
花期:5月~9月(※温室では秋以降も咲く品種があります)
花色:白、紫、ピンク、黄、赤(※熱帯性は青やオレンジもあり)
花言葉:清純、潔白(白)、信仰、優しさ、甘美(黄)

参考:「花図鑑」スイレン, かごしまフラワーパーク, 2025.7.16

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同じ水辺の夏の花として、ハスの記事もあわせてどうぞ。

スイレンに香りがあるのをご存知ですか?
品種によっては柑橘系やローズ系など、意外な香りが楽しめます。

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スイレンが見られるおすすめスポット




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