ヒメヒオウギ(姫檜扇)|紅色の斑が入る小さな花を咲かせる多年草
/ Last updated: 2026.09.24

ヒメヒオウギ(姫檜扇)は、南アフリカ原産のアヤメ科の多年草です。
春から初夏にかけて、淡いピンク色の小さな花を咲かせます。
花びらの中心部分に入る濃い紅色の斑が印象的で、小さな花ながら目を引きます。
日本では観賞用として栽培されてきましたが、こぼれ種でも増え、庭先や道ばたなど身近な場所で見かけることがあります。
花の特徴
ヒメヒオウギの花は、直径2〜3cmほどの小さな花です。
6枚の花びらのように見える部分があり、淡いピンク色から白色の花に、濃い紅色の斑が入ります。
特に下側の3枚に入る紅色の斑が目立ち、淡い花色とのコントラストが印象的です。

花びらの基部に入る紅色の斑
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葉の特徴
葉は細長く、すっと伸びた形をしています。
花の華やかさに比べると目立ちませんが、この細長い葉の姿が「ヒオウギ」の名にもつながっています。
名前の由来
「ヒメヒオウギ(姫檜扇)」の「ヒメ(姫)」は、小型であることにちなみます。
「ヒオウギ(檜扇)」は、細長い葉が並ぶ姿を、ヒノキの薄板を重ねて作られた檜扇(ひおうぎ)に見立てたものです。

ヒノキの薄板を重ねて作られた檜扇のイメージ(生成AI)
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同じアヤメ科にはヒオウギという植物がありますが、ヒメヒオウギはそれよりも小さく可憐な姿をしています。
ヒメヒオウギの英名のひとつに、False freesia があります。
「フリージアに似たもの」という意味で、かつてヒメヒオウギがフリージアとは別のアノマテカ属(Anomatheca)に分類されていた頃から使われてきた名前です。
現在はフリージア属に分類され、学名も Freesia laxa とされています。
英名には、以前の植物分類の名残が残っているのも興味深いところです。
身近な場所でも見られるヒメヒオウギ
ヒメヒオウギは南アフリカ原産で、日本には観賞用として入ってきた植物です。
庭で育てられる一方、こぼれ種で増えたものが庭先や道ばたなどで見られることもあります。
細い葉の間から小さなピンク色の花がのぞく姿は、園芸植物でありながら、身近な野草のような雰囲気も感じさせます。

細い葉の間に花を咲かせるヒメヒオウギ
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ヒメヒオウギの基本情報
花名: ヒメヒオウギ(姫檜扇)
科名: アヤメ科
属名: フリージア属(旧アノマテカ属、ラペイロージア属)
学名: Freesia laxa(旧Anomatheca laxa)
英名: False freesia
花期: 春〜初夏
花色: 白、ピンクなど
ヒメヒオウギの仲間
- ジャーマンアイリス
- ダッチアイリス
- グラジオラス
- クロッカス
- フリージア
など多数。
<参考>
『花しらべ花認識/花検索』



































