ハボタン(葉牡丹)|花のように色づく葉と春に咲く黄色い花

ハボタン(葉牡丹)
Spring

ハボタン(葉牡丹)は、アブラナ科の園芸植物です。
冬になると、白やピンク、紫などに色づいた葉を楽しみます。



花のように見えるハボタンの葉

ハボタンは、幾重にも重なった葉が花のように見えるのが特徴です。
中心部の葉は白やクリーム色、ピンク、紫などに色づき、外側には緑色の葉が広がります。
葉の縁がなめらかなものや、細かく縮れたものなど、葉の形にもさまざまな違いが見られます。

ピンクとクリーム色の葉が重なるハボタン

葉の縁が細かく波打つハボタン

————— —————

ヒヨドリが葉を食べることも

冬の花壇では、ハボタンの葉をヒヨドリがついばむ姿を見かけることがあります。
ハボタンは、キャベツなどと同じアブラナ科の植物です。

観賞用として植えられたハボタンも、鳥にとっては食べられる葉のひとつのようです。

白いハボタンの葉をついばむヒヨドリ

花壇のハボタンの葉をついばむヒヨドリ

————— —————



春になると茎が伸びる

冬の間は葉が重なるようにまとまっているハボタンですが、春になり気温が上がると、中心部から花茎が伸びてきます。
冬に見慣れた丸い姿から大きく変化し、やがて茎の先につぼみが見られるようになります。

春の花壇で花茎を伸ばしたピンク色のハボタン

春になり、花茎を伸ばし始めたハボタン

————— —————

「とう」が立ち、黄色い花が咲く

春になって花を咲かせるための茎が伸びてくることを、「とう(薹)が立つ」といいます。
ハボタンもとうが立つと、やがて黄色い花を咲かせます。
花びらは4枚で十字形に開き、ナノハナなどにも見られるアブラナ科の花の特徴がよく分かります。

とうが立って黄色い花を咲かせるハボタン

とうが立ち、黄色い花を咲かせたハボタン

————— —————

観賞用として親しまれるハボタン

ハボタンは英名で「ornamental cabbage」と呼ばれます。
ornamental は「観賞用の、装飾的な」という意味で、その名のとおり、色づいた葉を観賞する植物として親しまれています。

花の少ない冬にも色彩を楽しめることから、花壇や鉢植え、寄せ植えなどにもよく利用されます。
色や葉の形が異なるハボタンを組み合わせると、華やかな印象になります。

白や紫、ピンクのハボタンを使った冬の寄せ植え

さまざまな葉色のハボタンを組み合わせた冬の寄せ植え

————— —————



ハボタンの基本情報

花名:ハボタン(葉牡丹)
科名:アブラナ科
属名:アブラナ属
学名:Brassica oleracea var. acephala
英名:Ornamental cabbage、Flowering cabbage
花期:3月〜5月ごろ
花色:黄
花言葉:利益、祝福

アブラナ科の仲間

————— —————

他にも以下のような植物があります。

  • アブラナ
  • コマツナ
  • ザーサイ
  • スイートアリッサム
  • ストック
  • ダイコン
  • ハクサイ
  • ブロッコリー
  • ワサビ

参考:『花しらべ花認識/花検索』




ピックアップ記事

関連記事一覧