沖縄のスーサーと出会う 〜 イソヒヨドリのフォトダイアリー
/ Last updated: 2026.07.09

可愛いポーズをとるのは イソヒヨドリ。
地元・沖縄では「スーサー」と呼ばれ、首里城周辺や道端でも ちょこちょこ歩いている姿をよく見かけます。
2、3年前から写真を撮ろうとしていましたが、なかなかタイミングが合わず、上手く撮れなかったり、カメラを持っていなかったり…。
今回は、ようやくこんな近くで撮ることができました♪
イソヒヨドリの特徴
体長は約23cmほど。スズメ(約14cm)よりひと回り大きく、ハト(約33cm)よりは小さいサイズの鳥です。
イソヒヨドリは、オスとメスで羽の色が大きく異なるのが特徴です。
イソヒヨドリのオス
オスは、くすんだアッシュブルーの羽と、落ち着いたレンガ色のお腹が特徴です。
派手すぎない色合いですが、光の当たり方によって青色が美しく見え、遠目にも印象に残ります。

イソヒヨドリ(Blue rock thrush) 沖縄県本部 2025.3.3
イソヒヨドリのメス
メスは全体的に茶色から灰褐色で、細かなうろこ状の模様が入ります。
周囲の景色に溶け込みやすい羽色のため、イソヒヨドリだと気付かず見過ごしてしまうこともあります。
また、幼鳥もメスによく似た茶褐色の羽色をしているため、野外では見分けに迷うことがあります。
今回撮影した個体もメスと思われますが、幼鳥の可能性も考えながら観察しました。
一羽で落ち着いて行動しており、周囲に親鳥やほかの幼鳥の姿も見られなかったことから、今回はメスではないかと考えています。

イソヒヨドリのメスと思われる個体 沖縄県宮古島 2026.6
イソヒヨドリの魅力
青い鳥で知られるカワセミやルリビタキなどとは違い、イソヒヨドリのくすみブルーは控えめな美しさを感じさせます。

イソヒヨドリ(Blue rock thrush)
カワセミがコバルトブルーの「空飛ぶ宝石」なら、イソヒヨドリは、デニムに革のバッグを合わせたような、味わい深いヴィンテージブルー。
海辺の鳥なのに近年は内陸でも繁殖
イソヒヨドリは、その名前が示すとおり、もともとは海岸や岩場に生息する鳥です。
「磯にいるヒヨドリのような鳥」として名付けられていますが、実際にはヒヨドリの仲間ではなく、ツグミの仲間に分類されます。
英語では Blue Rock Thrush(青い岩ツグミ) と呼ばれ、その名のとおりツグミの特徴を持っています。
しかし近年では、内陸部や都市部にも進出し、東京のような都会でも繁殖が確認されています。
なぜ都市環境に適応しはじめたのか、その動向はまだ解明されていない部分も多いようです。

イソヒヨドリ(Blue rock thrush)沖縄県那覇市 首里城近くにて 2025.3.7
参考:「海辺の鳥」なぜ内陸部へ イソヒヨドリの謎を追って〈2023年10月15日号〉, 東京民放 WEB週間新聞 東京が見える!東京を変える!, 2025.3.5
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