長居植物園 バラ園|つるバラの仕立てと景観を楽しむ
/ Last updated: 2026.05.12
先日、中之島バラ園で見られるつるバラの仕立てをご紹介しましたが、今回は、長居植物園で見られるつるバラの演出や景色をご紹介します。
つるバラの見どころ
長居植物園では、アーチやオベリスクに仕立てられたクライミング系のつるバラなど、さまざまな景観を見ることができます。
特に印象に残っているのは、壁面からこぼれ落ちるように咲くランブラー系のつるバラや、広大な敷地を活かしたヤシの木のガーランドです。
Contents
さまざまなつるバラの仕立て
ランブラー系のバラ
ランブラー系のつるバラが壁面を覆うように広がり、花がこぼれ落ちるような景観を作っていました。

スーパーエクセルサ(Super Excelsa)
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オベリスク仕立て
細長い支柱に沿って立体的に誘引されたつるバラ。
高さを活かした仕立てによって、園内にリズム感が生まれていました。

つるバラのオベリスク仕立て
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つるバラオベリスク仕立て
アーチ仕立て
アーチ状に誘引されたつるバラは、バラ園らしい華やかな景観を作り出しています。
花のトンネルのような空間になっており、写真撮影スポットとしても人気がありました。

つるバラのアーチ仕立て
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フェンス仕立て
バラ園正面奥の白いフェンスには、さまざまなつるバラが色鮮やかに仕立てられていました。

つるバラのフェンス仕立て
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フェンス中央で印象的だったのは、世界バラ会議(※1)で殿堂入りに選出された赤い『カクテル』と、その隣に咲くピンク色の『アンジェラ』。
個人的な印象ですが、『アンジェラ』はどこの庭園でも花付きが良く、景観を華やかに見せてくれる品種だと感じます。
その他にも、『つるマリア・カラス』『つるピース』『つるプリンセス・ミチコ』など、多くのつるバラが白いフェンスを彩っていました。

フェンスに仕立て
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*1 世界バラ会議とは – 約40か国が加盟する3年に1回開催されるバラの会議。
『殿堂入りバラ』について詳しくは以下の記事で紹介しています。
スタンダード仕立て
立体的な演出によって、バラ園全体に奥行きが生まれているのも印象的です。

スタンダード仕立て
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チェーン仕立て
広大な敷地を持つ長居植物園ならではの景観が、ワシントンヤシを利用したチェーン仕立てです。
『ワシントンヤシ』は、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンに由来するヤシの木で、生育環境によっては25mほどまで成長するといわれています。
正面から見たワシントンヤシ。

正面から見たヤシの木
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大きなヤシの木の間にはチェーンが渡され、そこにつるバラが誘引されていました。
空間を横切るように連なる姿は、ガーランドのような華やかな雰囲気を作り出しています。
教会のウェディング装飾を思わせるような景観が印象的でした。

ヤシの木に仕立てたバラ(Rose with Palm tree)
※ガーランドとは、花や植物を紐状につないで飾る装飾のことです。

ヤシの木のガーランド
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別の角度から見ると、チェーンに沿ってつるバラが空間を横切るように連なり、広い園内ならではのスケール感を感じました。

ヤシの木のガーランド
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ワシントンヤシを活かしたチェーン仕立ては、長居植物園ならではの演出でした。
今回は、長居植物園で見られるつるバラの仕立てや景観をご紹介しました。
同じつるバラでも、庭園によって仕立て方や見せ方が異なるのも、バラ園巡りの楽しみのひとつです。
こちらは、長居植物園のまるで絵本のようなバラとクレマチスの回廊を紹介した記事です。
ガーデンの基本情報
名称:長居植物園(バラ園)
住所:大阪市東住吉区長居公園1-23
アクセス:地下鉄御堂筋線「長居」駅より徒歩約10分
開園時間:3月〜10月 9:30~17:00 / 11月〜2月 9:30~16:30
休園日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/28〜1/4)
入園料:有料(詳細は公式サイト参照)
駐車場:あり(有料)
公式サイト:https://botanical-garden.nagai-park.jp
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《関連記事》
こちらの記事では、中之島バラ園で見られるアーチやフェンス仕立てなど、さまざまなつるバラの景観も紹介しています。
・他のバラ園の様子については、こちらの記事でもご紹介しています。





























