【植物に学ぶ東洋文化】普賢象(ふげんぞう)|象に見立てられた八重桜と名前の由来

普賢象(ふげんぞう)- Fugenzou sakura
Column

普賢象とは

普賢象(ふげんぞう)は、春の終わり頃に咲く八重桜のひとつです。
室町時代(14世紀〜16世紀頃)から知られる桜で、古くから親しまれてきました。



普賢象(ふげんぞう)の特徴

花色は淡い紅色からやや白みがかった桃色で、花びらが幾重にも重なり、やわらかな印象があります。
咲き進むにつれて色合いが変化していくのも魅力のひとつです。

白みがかった桃色の普賢象(ふげんぞう)

白みがかった桃色の普賢象(ふげんぞう)

名前の由来

普賢象という名前は、仏教に登場する「普賢菩薩(ふげんぼさつ)」に由来しています。
普賢菩薩は、白い象に乗る姿で描かれることが多い仏様です。

花の中心から伸びる雌しべが、象の鼻のように見えることから、この名前がつけられたとされています。

普賢菩薩(ふげんぼさつ)

普賢菩薩(ふげんぼさつ)

出典:cacaroot / Adobe Stock

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普賢象(ふげんぞう)- Fugenzou sakura

普賢象(ふげんぞう)- Fugenzou sakura

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花の形から名前がつけられているところも、この桜の印象的な特徴です。



普賢象から生まれた桜

黄緑色の花を咲かせる「園里黄桜(そのさときざくら)」は、この普賢象の枝変わりとされており、花の中から雌しべが突き出す特徴も見られます。

園里黄桜(そのさときざくら)

園里黄桜(そのさときざくら)

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《関連記事》
・普賢象は、造幣局の桜の通り抜けでも見られる桜のひとつです。




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