トックリキワタ(徳利木綿)|幹が膨らむ不思議な花木

トックリキワタ(徳利木綿)
Autumn

✿ 開花時期の目安(地域や気候により前後します)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

9月〜11月ごろに花を咲かせます。

トックリキワタ(徳利木綿)は、秋に鮮やかなピンク色の花を咲かせるアオイ科の樹木です。
大きな花も魅力ですが、名前の由来にもなっている徳利のように膨らんだ幹も特徴のひとつです。

沖縄では街路樹として植えられており、秋になると鮮やかなピンク色の花が街並みを彩ります。

沖縄の街路樹として植えられたトックリキワタ

沖縄の街路樹として植えられているトックリキワタ

————— —————



花の特徴

トックリキワタは、秋に大きなピンク色の花を咲かせます。
花の中心は白く、花弁の先に向かって濃いピンク色になるのが特徴です。

品種や個体によっては、花弁が波打つように見えることもあります。

波打つピンク色の花弁を持つトックリキワタの花

波打つ花弁が印象的なトックリキワタの花

————— —————

つぼみから次々と花を咲かせるため、開花期には樹全体が華やかな印象になります。

 開花した花とつぼみが見られるトックリキワタ

つぼみとともに咲くトックリキワタ

————— —————

枝先に鮮やかなピンク色の花を咲かせるトックリキワタ

枝いっぱいに花を咲かせるトックリキワタ



幹が膨らむ理由

トックリキワタのもうひとつの特徴が、幹の中央部分が大きく膨らむ独特の姿です。

原産地である南米では乾燥する時期もあり、幹に水分を蓄えるための適応と考えられています。

徳利のように膨らんだ幹を持つトックリキワタ

徳利のように大きく膨らんだトックリキワタの幹

————— —————

街路樹として植えられている姿を見ると、その独特の樹形がよく分かります。

幹の中央が膨らんだトックリキワタの樹形

幹の中央が大きく膨らんだトックリキワタ

————— —————



名前の由来

「トックリキワタ(徳利木綿)」という名前は、その名の通り徳利のように膨らんだ幹と、実から採れる綿毛に由来します。
別名の「ヨッパライノキ」や、英語圏での呼び名である「Drunken Tree(酔っ払いの木)」からも、この木がそのような姿として認識されてきたことがうかがえます。

熟した果実は裂け、中から綿のような繊維が現れます。この綿毛が「木綿(きわた)」の由来となっています。

花だけでなく、幹や果実にも特徴があることから、名前の由来が分かりやすい植物のひとつです。

基本情報

花名:トックリキワタ(徳利木綿)
別名:ヨイドレノキ(酔いどれの木)、ヨッパライノキ、トックリノキ
科名:アオイ科
属名:セイバ属
学名:Ceiba speciosa
英名:Floss Silk Tree
花期:9〜11月
花色:ピンク
原産地:南アメリカ
花言葉:尊敬

アオイ科の仲間

同じアオイ科には、ハイビスカスやフヨウ、ムクゲなどさまざまな植物があります。

花の形や樹木の姿は異なりますが、それぞれに個性的な特徴を見ることができます。

————— —————

  • モミジアオイ
  • ゼニアオイ
  • ハマボウ

参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ




ピックアップ記事

関連記事一覧