ムクゲ(木槿)|夏に咲き続ける花木と特徴
/ Last updated: 2026.04.25

ムクゲは、夏の庭や街路で長く花を楽しめるアオイ科の花木です。
一日でしぼむ花を次々と咲かせ、暑い季節にも彩りを添えます。
中国原産とされ、日本では古くから庭木や生垣として親しまれてきました。
ムクゲの特徴
ムクゲの花は、5〜10cmほどの花を咲かせます。
- 一重・八重など品種が豊富
- 白・ピンク・紫など色のバリエーションがある
- 中央に長く突き出た雄しべが目立つ

ムクゲ(木槿)
————— —————

八重咲きのムクゲ(木槿)
————— —————
一つひとつの花は一日でしぼむ「一日花」ですが、次々と新しい花が咲くため、全体としては長く咲き続けているように見えます。
開花時期

夏の散歩道を彩るムクゲの花
————— —————
開花時期:7月〜9月頃
真夏の暑さの中でも花を咲かせ続ける、数少ない花木のひとつです。
真夏の暑さの中でも花を咲かせ、夏から秋にかけて長く楽しめるのが特徴です。
名前の由来
「木槿(むくげ)」という名前の由来には諸説あります。
中国名の「木槿(モッキン)」に由来するという説や、韓国語の「ムグンファ(無窮花)」に関連するという説があり、いずれも古くから東アジアで親しまれてきた植物であることがうかがえます。

ムクゲ(木槿)
————— —————
また、朝に咲いて夕方にはしぼむ性質から、華やかさと儚さをあわせ持つ花として、古くから詩や文学にも登場します。
日本の伝統色
日本の伝統色に「木槿色(むくげいろ)」があります。
これはムクゲの花に由来する色名で、やや落ち着いた紅色を指します。

木槿色(むくげいろ)
————— —————

日本の伝統色「木槿色」の由来となったムクゲの花
よく似た花との違い
ムクゲは、同じアオイ科の花とよく似ており、見分けに迷うことがあります。
特に以下の花と混同されやすい種類です。
- ハイビスカス(南国的で鮮やかな花)
- フヨウ(より大型でやわらかな印象の花)
見分ける際は、「柱頭の長さ」や「しべの色合い」、「葉の形」などに注目すると、違いが分かりやすくなります。
より詳しい違いについては、「どっちがどっち?」シリーズで紹介しています。
ムクゲの基本情報
花名:ムクゲ(木槿)
科名:アオイ科
属名:フヨウ属
別名:ハチス、キハチス、モクフヨウ
学名:Hibiscus syriacus
英名:Rose of Sharon
花期:6月~10月
花色:白、ピンク、紫、赤
花言葉:尊敬、信念
ムクゲの仲間
- スイフヨウ
- ハイビスカス
- フウリンブッソウゲ
- アニソドンテア
- ウスベニタチアオイ
- カカオ
- スイレンボク
- ヤツデアオギリ
参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ
————— —————
ムクゲのほかにも、夏に咲くアオイ科の花にはさまざまな種類があります。
ハイビスカスやフヨウなどを含めた一覧は、こちらの記事で紹介しています。






































