ホウオウボク(鳳凰木)|初夏から初秋に咲く南国の花の特徴
/ Last updated: 2026.04.05

沖縄で見られるホウオウボクは、朱色の花が印象的な南国の花木です。
5月〜9月の初夏から初秋にかけて開花し、街路樹や公園などで見られます。
開花期には、木全体が鮮やかな花に覆われ、ひときわ目を引く存在です。
Contents
ホウオウボクの特徴
枝を大きく横に広げる樹形が特徴で、開花期には木全体が花で覆われるように見えます。
葉は細かい小葉が集まった羽状複葉で、全体にやわらかな印象があります。
花は大きく、広がるように咲くのが特徴です。
ホウオウボクは世界三大花木のひとつ
ホウオウボクは、「世界三大花木」のひとつとして知られる花木です。
高さは大きいものでは15mほどにまで成長します。
・ホウオウボク
・カエンボク
・ジャカランダ
沖縄では街路樹としても植えられ、県庁や那覇市役所周辺、国際通りなどで見られます。
沖縄の風景を象徴する木のひとつといえる存在です。
また、ホウオウボクは「那覇市の花木」としても知られています。
ホウオウボクの名前の由来
ホウオウボク(鳳凰木)という名前は、花の広がる姿が羽を広げた鳳凰に見立てられたことに由来するとされています。
鮮やかな花色と大きく広がる花の形が、伝説上の鳥である鳳凰を思わせることから名付けられたと考えられています。
ホウオウ(鳳凰)は、中国の伝説に登場する鳥で、平和や繁栄の象徴とされています。

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鳳凰をモチーフとする文化
鳳凰は、日本でも古くから吉祥文様として用いられてきました。
平等院鳳凰堂の装飾や、旧一万円札の裏面にも描かれていた意匠としてよく知られています。
鳳凰の文様は飛鳥時代に日本へ伝わり、婚礼衣装や工芸品など、格式ある場面で用いられてきました。
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また、沖縄の伝統工芸である紅型(びんがた)の文様にも取り入れられています。
紅型では、黄色地に鳳凰と牡丹を組み合わせた文様がよく知られています。
王族など限られた階層のみが使用できる文様とされていました。
※参考:黄色地鳳凰牡丹扇面文様紅型綾袷衣裳(胴衣) 那覇市歴史博物館デジタルミュージアム, 2026.3.31
ホウオウボクの大きなサヤの特徴
ホウオウボクは、木だけでなく実(サヤ)も非常に大きいのが特徴です。
小さくても30cmほど、大きいものでは60cm近くになることもあります。

ホウオウボク(鳳凰木)の大きなサヤ
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実際に見てみると、その大きさに驚かされます。
食用についてははっきりした情報は見つかりませんでしたが、見た目からはあまり食用向きという印象は受けませんでした。
《関連記事》
・世界三大花木のカエンボクについてはこちら。
ホウオウボクの基本情報
花名:ホウオウボク(鳳凰木)
科名:マメ科
属名:ホウオウボク属
別名:
学名:Delonix regia
英名:Flamboyant, Royal poinciana, Flame tree, Flame-of-the-forest
花期:5月-9月
花色:赤、オレンジ、黄色
花言葉:
ホウオウボクの仲間
マメ科の植物たちはこちら。
参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ











































