ナンテン(南天)|夏に咲く可憐な白い花

ナンテン(南天)
Nature

初夏から盛夏の5月〜7月にかけて見られる白い夏の花、ナンテン(南天)。
お正月飾りの赤い実がよく知られていますが、夏にはこんなに可愛らしい白い花を咲かせることは、意外と知られていません。

四季で異なる姿を見せる、その表情の豊かさがナンテンの魅力です。



ナンテンの特徴

ナンテンの花は、直径5〜7mmほどの小さな白い花が円錐状に集まって咲くのが特徴です。
一つひとつは控えめですが、まとまって咲くことで柔らかな華やぎが生まれます。

ナンテンの蕾

ナンテンの蕾

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花色は白を中心に、淡い黄色が入ることもあります。
枝先に広がる白い花が、初夏の景の中で目に留まります。

初夏に咲くナンテンの花

初夏に咲くナンテンの花

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和風庭園だけでなく、洋風の植栽にも馴染み、庭のアクセントとしても人気があります。



ナンテンの実

夏に花が咲いたあと、10〜11月頃には光沢のある赤い実をつけ、「南天実(ナンテンジツ)」とも呼ばれます。
丸く鮮やかな実は冬の庭を彩る存在となり、お正月飾りや料理の添え物として親しまれています。

ナンテン(南天)の実

ナンテン(南天)の実

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ヒイラギナンテンとの見分け方

同じメギ科には、名前の響きが似ているヒイラギナンテンがありますが、実は姿・特徴は大きく異なります。

特徴 ナンテン(南天) ヒイラギナンテン(柊南天)
画像
ナンテン(南天)

ナンテン(南天)

ヒイラギナンテン(柊南天)

ヒイラギナンテン(柊南天)

花期 5〜7月(初夏〜夏) 3〜4月(早春)
花の特徴 白い小花が円錐状にふんわり集まって咲く 黄色い小花が房状に垂れ下がるように咲く
葉の特徴 柔らかく、滑らかな羽状複葉 硬く厚みがあり、縁にトゲ状の鋸歯がある
実の特徴 赤い実をつける 黒紫色の実をつける

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ナンテンは柔らかな葉と白い夏の花が特徴です。
一方、ヒイラギナンテンは葉がトゲ状で硬く、花は黄色く、春の早い時期に咲きます。

『難を転じる』縁起の良い木

「ナンテン」という名前から、「難を転じる」に通じるとして、古くから縁起の良い植物として扱われてきました。

お節料理や赤飯に添えられるのも、この語呂合わせからくる日本文化の名残です。
花と実が美しく、さらに薬効も伝わることから、暮らしに寄り添う植物として長く愛されてきました。



ナンテンの基本情報

花名:ナンテン(南天)
科名:メギ科
属名:ナンテン属
別名:
学名:Nandina domestica
英名:Nandina, Heavenly bamboo
花期:5月~7月
花色:白、黄
良い家庭、機知に富む

ナンテンの仲間

・メギ科の仲間はこちら。

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他にもメギ科にはこのような植物があります。

  • オタフクナンテン
  • サンカヨウ
  • トガクシショウマ
  • メギ
  • ルイヨウボタン

参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ




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