ガーデンミュージアム比叡|睡蓮の庭とモネの庭・秋の庭園風景

ガーデンミュージアム比叡「モネの庭」
Outings

ガーデンミュージアム比叡をめぐる記事、第2回は「睡蓮の庭」から散策します。

今回歩くのは、「睡蓮の庭」、「藤の丘」、「花の庭」の3つのエリアです。

モネが愛した庭の風景をたどりながら歩いていると、まるでジヴェルニーにあるモネの庭を訪ねているような気分になります。



モネの庭をめぐる3つのエリア

モネの代表作として知られる《睡蓮》。
ガーデンミュージアム比叡の「睡蓮の庭」には、池や太鼓橋など、モネがジヴェルニーの自宅につくった庭を思わせる風景が広がっています。
水面に映る秋の景色を眺めながら「睡蓮の庭」を歩き、「藤の丘」を経て、モネの庭をモチーフにした「花の庭」へ向かいます。

水面に広がる秋の色彩「睡蓮の庭」

秋色に染まる睡蓮の庭 ガーデンミュージアム比叡

秋色に染まる「睡蓮の庭」

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「睡蓮の庭」には、まるでモネの絵画の中に入り込んだかのような風景が広がっています。
モネは庭づくりにも深い関心を持っていた画家で、日本美術にも関心を寄せ、自宅の庭には日本風の太鼓橋を架けています。

モネ 睡蓮の池

モネ《睡蓮の池》

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モネの庭では太鼓橋に藤が絡むように植えられており、ガーデンミュージアム比叡でもその風景を見ることができます。
秋の水面には周囲の木々が映り込み、そこにかすかな波紋が広がっていました。

池に架かる藤を絡ませた緑色の太鼓橋|ガーデンミュージアム比叡・睡蓮の庭

藤を絡ませた太鼓橋|睡蓮の庭

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秋の庭園に展示されたモネ《しだれ柳》の陶板画|ガーデンミュージアム比叡

モネ《しだれ柳》と秋の庭園風景

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目の前には小さな緑のボートが浮かび、その向こうには藤を絡ませた太鼓橋があります。
モネが自らつくり上げた日本風の庭園。その風景を思い浮かべながら歩いていると、ジヴェルニーの庭を散策しているような感覚を楽しめます。

睡蓮が浮かぶ池のほとりに置かれた緑色のボート|ガーデンミュージアム比叡

水辺に浮かぶ緑のボート|睡蓮の庭

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睡蓮の池を背景に咲く淡いピンク色のシュウメイギク|ガーデンミュージアム比叡

秋の水辺に咲くシュウメイギク|睡蓮の庭

冬の訪れを迎える「藤の丘」

藤の花は春が見頃のため、訪れた11月には花を見ることはできませんでした。
そこで目を向けてみたのが、太い幹とつるです。

花の季節とはまた違い、冬支度へ向かう藤棚には、長い年月を重ねた植物ならではの力強さが感じられました。

冬支度をする藤棚 ガーデンミュージアム比叡

冬支度をする力強い藤棚

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藤には、ノダフジ(野田藤)とヤマフジ(山藤)があり、つるが巻き上がる方向も見分けるポイントのひとつです。

つるの向きによる見分け方
・右巻き ― ノダフジ
・左巻き ― ヤマフジ

巻き方だけを見ると少しわかりにくいのですが、両手を「グー」にして、親指が向いている方向と照らし合わせる方法もあります。
この藤は右手の親指が向く方向と同じなので、右巻きのノダフジと見分けることができます。

ノダフジとヤマフジの違いについては、こちらの記事でもまとめています。



ノルマンディーの囲い庭「花の庭」

続いて、モネの自宅の庭を思わせる「花の庭」へ。

入口では、モネの《ジヴェルニーの庭》や《モネの庭への小道、ジヴェルニー》が出迎えてくれます。

モネの庭への小道 ジヴェルニー ガーデンミュージアム比叡

《モネの庭への小道、ジヴェルニー》@花の庭

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モネ ジヴェルニーの庭 ガーデンミュージアム比叡 花の庭

モネ《ジヴェルニーの庭》@ ガーデンミュージアム比叡・花の庭

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《ジヴェルニーの庭》を庭の中で目にすると、作品だけを美術館で鑑賞するときとは、また違った見え方をするように感じました。

「花の庭」は、モネがジヴェルニーの自宅につくった庭園をモチーフにデザインされています。
フランスにあるモネの花の庭は、「ル・クロ・ノルマン(Le Clos Normand)」と呼ばれています。

ル クロ ノルマン 囲いの庭 ガーデンミュージアム比叡

ル・クロ・ノルマン(囲いの庭)@花の庭近くの展望台より

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「花の庭」には、ピーコックグリーンの大きなアーチが設けられています。

ピーコックグリーンのアーチ

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紫やピンクの草花が咲くアーチ脇の秋の植栽|ガーデンミュージアム比叡・花の庭

アーチ脇を彩る秋の草花

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近くにはミュージアムショップがあり、オリジナルグッズやハーブ、アロマ商品などが販売されています。

また、モネをテーマにしたデジタルシアターもあり、ピアノの自動演奏をBGMにモネの作品を鑑賞することができます。

ミュージアムショップ周辺の通路にも絵画が展示され、壁の開口部からは庭の景色を眺めることができます。絵画と実際の庭がひとつの空間に溶け込むような、ガーデンミュージアムらしい風景です。

絵画が展示された通路と窓越しに見える庭|ガーデンミュージアム比叡

絵画と庭がつながるミュージアムショップの通路



終わりに

今回は、ガーデンミュージアム比叡の「睡蓮の庭」、「藤の丘」、「花の庭」を歩きました。
秋色を映す水面、花の季節を終えた藤棚、そしてモネの絵画と庭が重なる風景。
同じ園内でも、それぞれに異なる表情を楽しむことができました。

次回は、「ローズガーデン」から園内を巡ります。

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《関連記事》
プロヴァンスゲートから「香りの庭」、「プラタナス広場」を歩いた秋の庭園風景はこちらでご紹介しています。

シリーズ最終回では、秋のバラが咲くローズガーデンから、琵琶湖を望む見晴らしの丘、晩秋のこもれびの庭までをご紹介しています。

ガーデンミュージアム比叡の基本情報

名  称:ガーデンミュージアム比叡
公式URL:https://gmhiei.jp
住 所:京都府京都市左京区修学院尺羅ケ谷四明ケ嶽4




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