イチョウ|扇形の葉と秋の鮮やかな黄葉

イチョウは、イチョウ科の落葉高木です。春に小さな花をつけ、秋には葉が鮮やかな黄色に色づきます。
イチョウの葉の特徴
イチョウの葉は、扇を広げたような形が特徴です。
葉の中央に切れ込みがあるものもあり、一枚ずつ見比べると形の違いがわかります。

扇形の葉。中央に切れ込みがあるものも見られます
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葉の表面には、付け根から外側へ向かって細い葉脈が広がっています。春から夏にかけては緑色で、秋の黄葉とは異なる印象です。
秋に黄色く色づく葉
秋になると、緑色だった葉が黄色へと変わります。
木全体が色づいた姿に加え、落ち葉が地面を覆う様子も、イチョウの黄葉の見どころです。

枝いっぱいに色づいた葉と、足元に広がる黄色い落ち葉
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葉が黄色く見えるのは、緑色の色素であるクロロフィルが分解され、葉に含まれる黄色の色素が目立つようになるためです。
色づく時期は地域や気候によって異なり、同じ場所でも木によって進み方に違いが見られます。
春に咲くイチョウの花
黄葉の印象が強いイチョウですが、4月〜5月ごろには小さな花をつけます。雄株と雌株が別々の「雌雄異株(しゆういしゅ)」の植物です。
4月末に見かけたイチョウは、若葉が出始めたところでした。まだ葉が小さく、幹や枝ぶりもよく見えます。

若葉が芽吹く4月末のイチョウ
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枝先をよく見ると、開き始めた扇形の葉に交じって、緑色の小さな雄花がついていました。

4月末に見られたイチョウの雄花と若葉
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雄花は小さな穂のような形で、若葉とともに枝のあちこちについています。近くで見ると、いくつもの雄花がまとまっている様子がわかります。

イチョウの雄花の様子
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ギンナンがなるのは雌の木
秋にギンナンをつけるのは、雌株です。
黄葉の頃には、落ち葉に交じって、黄色から橙色の実のようなものが見られます。

イチョウの落ち葉に交じるギンナン
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この季節になると、木の下でギンナンを拾っている人をよく見かけます。
ギンナンは、実のように見えますが、植物学上は果実ではなく、種子です。
外側のやわらかな皮を開くと、内側に硬い殻に包まれた部分が見えます。この殻を割った中身が、食用として知られるギンナンです。

肉質の皮を開くと見える、殻に包まれたギンナン
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落ちたギンナンの独特なにおいは、外側の肉質の部分から生じます。
ギンナンのにおいだと知らなかった頃は、何か踏んでしまったのかと思い、何度も靴の裏を確認したことがありました。
公園や街路、寺社で見られるイチョウ
イチョウは、日本各地で街路樹や公園の木として植えられています。

イチョウが黄色く色づく、秋の公園
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道沿いに植えられたイチョウも、秋の街並みを彩ります。歩道には落ち葉が重なり、黄葉を眺めながら歩く人の姿も見られます。

黄色く色づいたイチョウが並ぶ歩道
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木全体の姿だけでなく、葉の形や足元の落ち葉にも目を向けると、写真に残したい場面が見つかります。

足元の模様に重なる、黄色いイチョウの落ち葉
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イチョウの基本情報
花名:イチョウ(銀杏)
科名:イチョウ科
属名:イチョウ属
学名:Ginkgo biloba
花期:4月〜5月ごろ
花色:緑色〜黄緑色
花言葉:長寿、鎮魂






























