ヘクソカズラ(屁糞葛)|名前は気の毒だけれど可愛らしい花
/ Last updated: 2026.06.22

✿ 開花時期の目安(地域や気候により前後します)
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5月〜7月ごろに花を咲かせます。
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ヘクソカズラは、夏に小さな花を咲かせるアカネ科のつる植物です。
道ばたや草地、林縁などで見かけることがあり、夏の散歩道で出会う身近な植物のひとつです。
インパクトのある気の毒な名前ですが、とても可愛らしい花です。
ヘクソカズラの特徴
夏になると、白色の花びらに赤紫色の中心を持つ小さな花を咲かせます。
花は筒状で、よく見ると模様も美しく、名前から受ける印象とは全く異なる可憐な姿をしています。

インパクトのある名前とは対照的に可愛らしいヘクソカズラの花
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名前の由来
ヘクソカズラ(屁糞葛)は、葉や茎を傷つけたときに独特のにおいがあることから付けられた名前です。
かなり印象的な名前ですが、昔から広く使われてきた和名です。
そのため、
「花はきれいなのに名前が気の毒な植物」
として紹介されることもあります。

つるを伸ばして咲くヘクソカズラ
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また、別名に「サオトメバナ(早乙女花)」があります。
こちらは花姿を田植えをする早乙女に見立てたもので、同じ植物とは思えないほど印象の異なる名前です。
ヘクソカズラは英語でも Skunk vine と呼ばれています。
skunk は強いにおいで知られる動物のスカンク、vine はつる植物を意味します。
和名だけでなく英名にも、その特徴が表れているようです。
万葉の時代から知られていた植物
ヘクソカズラは、万葉集にも登場する植物として知られています。
当時は「屎葛(くそかずら)」の名で詠まれており、気の毒な名前の歴史は、かなり長いようです。
秋には実も楽しめる
秋になると黄褐色の実を付けます。
この実は乾燥するとにおいがほとんどなくなるため、リースなどの花材として利用されることもあるようです。

ヘクソカズラの実
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ヘクソカズラの基本情報
花名:ヘクソカズラ(屁屎葛)
科名:アカネ科
属名:ヘクソカズラ属
別名:ヤイトバナ(灸花)、サオトメバナ(早乙女花)
学名:Paederia foetida
英名:Skunk vine
花期:7月~9月
花色:白
花言葉:人嫌い、意外性のある、誤解をときたい
ヘクソカズラの仲間
- アカネ
- クチナシ
- サンタンカ
- ベニマツリ
- ペンタス
- ワイルドポインセチア
<参考>
『新・散歩で見かける四季の花』 金田 一 著 日本文芸社 2026.3.10
『花しらべ花認識/花検索』
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