コアジサイ(小紫陽花)|淡い青紫色の小さな花を咲かせるアジサイ
/ Last updated: 2026.09.24

コアジサイ(小紫陽花)は、アジサイ科の落葉低木です。
初夏になると、淡い青紫色の小さな花を咲かせます。
一般的なアジサイのような大きな装飾花を持たず、細かな花が集まった繊細な花姿が特徴です。
六甲高山植物園を訪れた際に出会ったコアジサイを紹介します。
コアジサイの花の特徴
コアジサイは、枝先に小さな花を集めて咲かせます。
アジサイの仲間では、花びらのように見える大きな萼片を持つ「装飾花」が目立つものが多くありますが、コアジサイには装飾花がありません。
花序をつくっているのは小さな両性花で、淡い青紫色から白色を帯びた花が集まって咲きます。
両性花とは、ひとつの花の中に雄しべと雌しべの両方を持つ花のことです。

小さな両性花が集まって咲くコアジサイ
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花を支える軸は紫色を帯び、淡い青紫色の花との組み合わせも印象的です。

細かく枝分かれした花序に小さな花がついています
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装飾花について紹介しているアジサイの記事はこちら。
香りのあるアジサイ
コアジサイの特徴のひとつが、花に香りがあることです。
小さな花が集まって咲き、開花するとほのかな香りを感じることができます。
葉の特徴
葉は対生し、縁にははっきりとした鋸歯があります。
葉先はとがり、葉脈が目立つのも特徴です。

鋸歯と葉脈が目立つコアジサイの葉
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名前の由来
「コアジサイ(小紫陽花)」の名前は、アジサイの仲間の中では全体に小ぶりなことにちなむとされています。
「シバアジサイ(柴紫陽花)」と呼ばれることもあります。
六甲高山植物園で見られるコアジサイ
コアジサイは、本州の関東地方以西、四国、九州に分布し、山地や丘陵の明るい林内や林縁などに生育します。
六甲山にも自生し、六甲高山植物園では園内でコアジサイを見ることができます。
例年6月中旬から下旬ごろに見頃を迎え、淡い青紫色の花がまとまって咲く風景を楽しめます。
訪れた6月には淡い青紫色の花がまとまって咲いていました。

六甲高山植物園に咲くコアジサイ(2020.6.21 撮影)
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大きな装飾花を持つアジサイとは異なり、周囲の緑になじむように咲く姿も、山で見るコアジサイならではの魅力です。

コアジサイの咲く風景
コアジサイの基本情報
花名:コアジサイ(小紫陽花)
別名:シバアジサイ(柴紫陽花)
学名:Hydrangea hirta
科名:アジサイ科
属名:アジサイ属
花期:5月〜7月
花色:白色〜淡い青紫色
アジサイの仲間
参考:『花しらべ 花認識/花検索』
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