トウネズミモチ(唐鼠黐)|初夏に白い花を咲かせる街路樹
/ Last updated: 2026.05.14

初夏になると、街路樹や公園で白い花がまとまって咲く木を見かけることがあります。
トウネズミモチは、都市部でもよく見られるモクセイ科の植物の一つです。
トウネズミモチの特徴
5月〜6月に開花する初夏の花です。
白い小さな花が円錐状にまとまって咲きます。

小さな花がたくさん集まって咲くトウネズミモチ(唐鼠黐)
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花には芳香があり、開花時期には周囲に香りが感じられることがあります。

川沿いから香りを漂わせるトウネズミモチ
名前の由来
「ネズミモチ(鼠黐)」は、果実の色や形がネズミの糞に似ていることに由来します。
トウネズミモチは、中国(唐)から渡来したと考えられていることから、この名が付いているようです。
果実の特徴
花の後には黒紫色の果実をつけます。
果実は冬まで残ることがあり、野鳥が訪れる樹木として知られています。
ヒヨドリやムクドリが集まる様子が見られます。
街路樹としての特徴
トウネズミモチは生育が早く、剪定にも強いため、街路樹や公園樹として広く利用されています。
常緑樹で一年を通して葉をつけることから、目隠しや緑地の形成にも適しています。

街路樹として利用されるトウネズミモチの樹木。
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また、塩害や大気汚染に強く、高速道路の防音樹として植栽されることもあるようです。
ネズミモチとの違い
トウネズミモチとネズミモチはよく似ていますが、いくつかの違いがあります。
・ネズミモチ:葉がやや小さく、光沢は控えめ
また、葉を光に透かすと葉脈がはっきりと見えるのがトウネズミモチの特徴の一つとされています。
英名 Glossy privet の “glossy” は、こうした葉の光沢に由来しています。
トウネズミモチの基本情報
花名:トウネズミモチ(唐鼠黐)
科名:モクセイ科
属名:イボタノキ属
別名:
学名:Ligustrum lucidum
英名:Glossy privet
花期:6月~7月
花色:白、黄色
花言葉:
トウネズミモチの仲間
トウネズミモチはモクセイ科に属し、キンモクセイやギンモクセイと同じ仲間です。
モクセイ科の植物については、他の記事でも紹介しています。
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《参考》
・『野鳥と木の実 ハンドブック 増補改訂版』 文一総合出版 叶内拓哉 著 2021.1.31
・『散歩で見かける樹木の見分け方図鑑』 家の光協会 岩谷美苗 著 2022.4.20
・『花しらべ花認識/花検索』アプリ






































