カリン(花梨)|春に咲く可憐なピンクの花

カリン(花梨)- Chinese Quince
Nature

カリン(花梨)は、3月から5月にかけて淡いピンク色の花を咲かせる落葉樹です。
秋(10月〜11月)には実をつけ、花と果実の両方を楽しめる花木として知られています。



カリンの花の特徴

カリンの花は、やわらかなピンク色で、5枚の花びらを持つシンプルな形をしています。
一輪ずつ枝に沿って咲く花姿が見られます。

同じバラ科のボケの花とよく似ていますが、カリンは花がやや大きく、丸みのある形になるのが特徴です。

カリン(花梨)

カリン(花梨)

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カリン(花梨)- Chinese quince

カリン(花梨)

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カリンの実と利用

カリンは、秋には黄色く熟した大きな実をつけます。
果実は楕円形で非常に硬く、独特の香りがあります。

カリン(花梨)の実

カリン(花梨)の実

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生のままでは渋みが強いため、食用には加工して利用されます。
ジャムやシロップ漬け、果実酒などにされるほか、のど飴や漢方素材としても用いられています。
また、食物繊維を含むことから、加工品として取り入れられることもあります。
※生食すると体調を崩す場合があるため注意が必要です。

カリンの樹木としての特徴

カリンは落葉性の小高木で、庭木として利用されます。
春には花、秋には果実をつけ、季節ごとの変化が見られます。

春には可愛らしい花を咲かせるカリン

春には可愛らしい花を咲かせるカリン

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秋にたくさんの実をつけるカリン

秋にたくさんの実をつけるカリン

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また、カリンという名前は「借りぬ(借金しない)」に通じる語呂から、縁起の良い木とされています。

中国では
「杏一益、梨二益、カリン百益」
といわれることもあり、古くから利用されてきた樹木です。



カリンの基本情報

花名:カリン(花梨)
科名:バラ科
属名:カリン属
別名:アンランジュ(安蘭樹)、クワズナシ(喰わず梨)
学名:Pseudocydonia sinensis
英名:Chinese quince
花期:3月~5月
花色:ピンク
花言葉:豊麗、唯一の恋、優雅、限りない可能性

カリンの仲間

バラ科の植物には、カリンのほかにも春に花を咲かせるものが多くあります。
似た花を見比べてみると、それぞれの違いが分かりやすくなります。

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他にも以下のようなものもあります。

  • ズミ(酸実)
  • ハナカイドウ(花海棠)
  • リンゴ(林檎)

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