マルメロ(榲桲)|やわらかな花と香り高い果実をもつバラ科の木

マルメロ - Quince
Nature

やわらかな白い花を咲かせるマルメロ。
春には可憐な花を、秋には芳香のある果実を実らせる、バラ科の落葉樹です。
カリンに似た果実をつけることから混同されることもありますが、マルメロはヨーロッパ原産の別の植物です。



マルメロの特徴

花の特徴

マルメロはバラ科マルメロ属の落葉小高木で、春に白〜淡いピンクの花を咲かせます。

花びらは5枚。
一見するとリンゴやカリンの花にも似ていますが、やや大ぶりで、やわらかく丸みのある印象があります。

マルメロの花

マルメロの花

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丸みのあるマルメロの花

丸みのあるマルメロの花

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マルメロの葉

葉にはうっすらと産毛があり、全体にやさしい質感を感じさせるのも特徴です。

うっすらとうぶ毛があるマルメロの葉

うっすらとうぶ毛があるマルメロの葉

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果実の特徴と利用

マルメロは秋になると黄色い果実を実らせます。

Quince - マルメロ(西洋カリン)

Quince – マルメロ(西洋カリン)

出典:Sasha / Adobe Stock

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強い芳香を持つのが特徴で、近くにあるだけでも香りが感じられるほどです。

ただし果実は硬く渋みがあり、そのまま食べるのにはあまり向きません。
そのため、ジャムやゼリー、果実酒などに加工して利用されることが一般的です。

また、「Japanese quince(ボケ)」や「Chinese quince(カリン)」など、同じく“quince”の名を持つ植物もありますが、いずれも果実は生食には向かず、加工に適しているという共通点があります。

名前の由来と呼び名

マルメロは英語で「クインス(quince)」と呼ばれ、中央アジア原産の果樹を指す言葉です。
日本では「マルメロ」や「西洋カリン」とも呼ばれています。

ポルトガル語の「marmelo(マルメロ)」は、マーマレードの語源ともされており、果実を加工して利用してきた歴史とも関わっています。
ヨーロッパでは古くから親しまれており、香り高い果実は保存食として活用されてきました。

マルメロの基本情報

花名:マルメロ(花梨)
科名:バラ科
属名:マルメロ属
別名:
学名:Cydonia oblonga
英名:Quince
花期:4月~6月
花色:白、ピンク
花言葉:魅力

マルメロの仲間




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