マルメロ(榲桲)|やわらかな花と香り高い果実をもつバラ科の木
/ Last updated: 2026.03.29

やわらかな白い花を咲かせるマルメロ。
春には可憐な花を、秋には芳香のある果実を実らせる、バラ科の落葉樹です。
カリンに似た果実をつけることから混同されることもありますが、マルメロはヨーロッパ原産の別の植物です。
マルメロの特徴
花の特徴
マルメロはバラ科マルメロ属の落葉小高木で、春に白〜淡いピンクの花を咲かせます。
花びらは5枚。
一見するとリンゴやカリンの花にも似ていますが、やや大ぶりで、やわらかく丸みのある印象があります。

マルメロの花
————— —————

丸みのあるマルメロの花
————— —————
マルメロの葉
葉にはうっすらと産毛があり、全体にやさしい質感を感じさせるのも特徴です。

うっすらとうぶ毛があるマルメロの葉
————— —————
果実の特徴と利用
マルメロは秋になると黄色い果実を実らせます。

Quince – マルメロ(西洋カリン)
————— —————
強い芳香を持つのが特徴で、近くにあるだけでも香りが感じられるほどです。
ただし果実は硬く渋みがあり、そのまま食べるのにはあまり向きません。
そのため、ジャムやゼリー、果実酒などに加工して利用されることが一般的です。
また、「Japanese quince(ボケ)」や「Chinese quince(カリン)」など、同じく“quince”の名を持つ植物もありますが、いずれも果実は生食には向かず、加工に適しているという共通点があります。
名前の由来と呼び名
マルメロは英語で「クインス(quince)」と呼ばれ、中央アジア原産の果樹を指す言葉です。
日本では「マルメロ」や「西洋カリン」とも呼ばれています。
ポルトガル語の「marmelo(マルメロ)」は、マーマレードの語源ともされており、果実を加工して利用してきた歴史とも関わっています。
ヨーロッパでは古くから親しまれており、香り高い果実は保存食として活用されてきました。
マルメロの基本情報
花名:マルメロ(花梨)
科名:バラ科
属名:マルメロ属
別名:
学名:Cydonia oblonga
英名:Quince
花期:4月~6月
花色:白、ピンク
花言葉:魅力
マルメロの仲間











































