ヒメコバンソウ(姫小判草)|目線を下げると広がる小さな植物の世界
/ Last updated: 2026.06.20

✿ 開花時期の目安(地域や気候により前後します)
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4月〜6月ごろに小さな穂が見られます。
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桜の季節が終わる頃になると、道端の景色も少しずつ変わっていきます。
木々の花が一段落する一方で、足元では小さな野草たちが次々と穂を伸ばし始めます。
目線を下げると、小さな植物たちの世界が広がっています。

足元では小さな野草たちが穂を伸ばし始めます
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ヒメコバンソウの特徴
ヒメコバンソウはイネ科コバンソウ属の一年草です。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本では道端や公園、河川敷などで見られます。
春から初夏にかけて細い茎を伸ばし、その先に小さな穂をたくさん付けます。
風に揺れる姿はとても繊細で、小さな穂がふわふわと揺れる様子も魅力のひとつです。

初夏に道端で風に揺れるヒメコバンソウ
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コバンソウに似ていると言われますが、その穂はとても小さく、近づいて見なければ気付かないほどです。
穂の長さは約3〜6mmほどしかありません。

三角の小さな穂をつけるヒメコバンソウ
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名前の由来となったコバンソウの穂が1〜2cmほどあるのに対し、非常に小さいのが特徴です。
遠目にはただの草むらに見えますが、近づいて観察すると小さな小判のような穂がたくさん付いていることが分かります。
コバンソウと比較
名前の由来となったコバンソウと比べてみました。
| 項目 | ヒメコバンソウ | コバンソウ |
|---|---|---|
| 画像 | ![]() ヒメコバンソウ(姫小判草) | ![]() コバンソウ(小判草) |
| 穂の大きさ | 約3-6mm | 約1〜2cm |
| 見た目の印象 | 非常に小さく、繊細で目立ちにくい | 小判の形がはっきりしていて目立つ |
| 草姿 | 軽やかで華奢な印象 | 穂に存在感がある |
| 英名 | Lesser Quaking Grass | Big Quaking Grass |
| 学名 | Briza minor | Briza major |
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コバンソウが「小判」の形をはっきりと感じさせるのに対し、ヒメコバンソウは小さな飾りのようにも見えます。
「ヒメ(姫)」の名が付いた理由がよく分かる植物のひとつです。
名前の由来
ヒメコバンソウは、コバンソウに似ていて穂が小さいことから名付けられました。
植物名で使われる「ヒメ(姫)」には、
* 繊細
* 可憐
といった意味が込められていることがあります。
ヒメコバンソウは、その特徴がとても分かりやすい植物のひとつかもしれません。
また、コバンソウの英名は Big Quaking Grass、それに対してヒメコバンソウは Lesser Quaking Grass や Little Quaking Grass と呼ばれています。
日本語の「ヒメ」と同じように、英名にも小ささを表す言葉が使われています。
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学名の「major」と「minor」とは?
コバンソウの学名は Briza major、ヒメコバンソウは Briza minor です。
「major」と「minor」は英語では「主要な」「副次的な」という意味でも使われますが、植物の学名では本来ラテン語で「より大きい」「より小さい」を表します。
コバンソウ属には、ヒメコバンソウ(Briza minor)、コバンソウ(Briza major)のほかに、さらに穂が大きいオニコバンソウ(Briza maxima)もあります。
生物の学名に「major」や「minor」が付いている場合は、近縁種との大きさの違いを表しています。
ヒメコバンソウの基本情報
花名:ヒメコバンソウ(姫小判草)
科名:イネ科
属名:コバンソウ属
別名:スズガヤ(鈴茅)
学名:Briza minor
英名:Little quaking grass, Lesser quaking grass
花期:4月~6月
花色:緑
花言葉:
ヒメコバンソウの仲間
イネ科にはこのような植物があります。
- コムギ
- ススキ
- トウモロコシ
- パンパングラス
- ラグラス
参考:『花しらべ花認識/花検索』
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