ヨウコウ(陽光)|寒緋桜系の鮮やかな紅色の花を咲かせる桜
/ Last updated: 2026.03.07

春の公園や並木道で見られる濃い紅色の桜のひとつに、ヨウコウ(陽光)があります。
栽培品種として知られ、花つきが良く整った樹形をもつ品種です。
早咲きの性質があり、公園樹や街路樹として各地に植栽されています。
Contents
✿ ヨウコウ(陽光)の特徴
ヨウコウは、カンヒザクラ系の特徴を受け継いだ花色の濃い桜です。

青空に映える鮮やかなヨウコウ(陽光)
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花の特徴
花色:鮮やかな紅色
花径:約4〜5cm
咲き方:一重咲き
花形:丸みのある花びらが大きく開く
開花時期
開花期:3月下旬〜4月上旬
(ソメイヨシノよりやや早い)
樹木の特徴
ヨウコウは樹勢が強く、生育が良好な品種です。
枝は上方へ伸び、全体に卵形の整った樹形になります。

ヨウコウ(陽光桜)の満開の樹形と鮮やかな紅色の花
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花つきがよく大輪の花を咲かせるため、観賞用として人気が高く、公園樹や街路樹として広く植栽されています。
✿ ヨウコウの交配背景
ヨウコウは、天城吉野とカンヒザクラの交配によって作出された栽培品種です。
天城吉野は、オオシマザクラとエドヒガンの系統をもつ交配種として知られています。
カンヒザクラは濃い花色と早咲きの性質をもつ桜で、ヨウコウはその特徴を受け継いでいます。
一方で、天城吉野に由来する整った花形もあわせ持ち、鮮やかさと上品さを兼ね備えた花姿が魅力となっています。
観賞性に優れた桜として評価され、各地で植栽が広がりました。

青空の下で咲くヨウコウの花つきの良い枝ぶり
✿ ソメイヨシノとの比較
同じ時期に咲く桜でも、色合いの違いによって印象は大きく異なります。
ソメイヨシノの淡い桜色と比べると、ヨウコウは花色がより濃く鮮やかであることが分かります。

ソメイヨシノ(左)とヨウコウ(右)

ソメイヨシノと比べるとヨウコウの鮮やかさが際立ちます。
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ヨウコウとソメイヨシノの違いを簡単にまとめました。
| 項目 | ヨウコウ(陽光) | ソメイヨシノ |
|---|---|---|
| 花の色 | 鮮やかな紅色 | 淡い桜色 |
| 開花時期 | 3月下旬〜4月上旬 (ソメイヨシノよりやや早い) | 3月下旬〜4月上旬 |
| 花径 | 約4〜5cm | 約3〜4cm |
| 咲き方 | 一重咲き | 一重咲き |
| 備考(交配系統) |
天城吉野 × カンヒザクラ (天城吉野:オオシマザクラ × エドヒガン) | オオシマザクラ × エドヒガン |
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ヨウコウの交配や系統に関わる桜については、以下の記事で紹介しています。
ヨウコウの片親
天城吉野の交配親
比較対象
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